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音楽でスター・ウォーズを楽しむ休日

投稿日:2019年12月14日 10:30

いよいよ映画「スター・ウォーズ」の新作がまもなく公開されます。42年にわたる全9部作の完結編ということで、心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
 この「スター・ウォーズ」シリーズで大きな役割を果たしているのが、ジョン・ウィリアムズの音楽。彼の名曲の数々がなければ、「スター・ウォーズ」がこれほどの名作になることはなかったでしょう。今回は「スター・ウォーズ」の音楽に隠された秘密を、指揮者の原田慶太楼さんに教えていただきました。
 原田さんがおっしゃっていたように、「スター・ウォーズ」はSF映画であるにもかかわらず、音楽はクラシック音楽の伝統に深く根差しています。特に顕著なのは、ワーグナーばりの「ライトモティーフ」(示導動機)の使い方。「ライトモティーフ」とは、特定のメロディがある人物や感情、現象などに結び付けられ、作品中にくりかえしあらわれるという手法を指します。ワーグナーはこの手法を代表作「ニーベルングの指環」などのオペラで活用して、音楽と物語を緊密に結びつけることに成功しました。
 こういった「ライトモティーフ」が活用された作品では、必ずしも聴く人がどのメロディが何のテーマかを知っている必要はありません。知らなくても、半ば無意識に曲と情景が結び付いて、なんらかの感情を引き起こすものだと思います。「スター・ウォーズ」の「メイン・タイトル」を聴くときに、ここは「ルークのテーマ」、ここは「反乱軍のテーマ」だ、などと意識しなくても、音楽によってふさわしいイメージが喚起されるのと同じことです。
 市川さんがお好きだという「フォースのテーマ」はホルンで奏でられていました。フォースとはごく限られた者が生まれ持つ超常的な力。このテーマがどこか物悲しく響くのは、フォースを持つ者に待ち構える過酷な宿命を暗示しているのでしょうか。

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