プロフィール

2001年、日本女子大学 文学部
卒業。 同年、テレビ朝日入社。
政治部記者
「朝まで生テレビ!」進行

過去のコラム

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「そこそこ」の塩梅

投稿日:2019年09月02日 12:45

今月のテーマは「地方の元気が日本を救う」でした。

5年前、第二次安倍政権が「地方創生」を重要政策として掲げて以降、

毎年1兆円いじょうの関連予算が付けられています。

現役の担当大臣、国政から転じて首長になった方、首長から国会議員になった方をお招きして、

地方創生の現状と課題を議論しました。

 

0830三人1      0830三人2

 

経済的な地域格差は深刻であるものの、

全国一律の最低賃金を実現する見通しは現時点では立っていません。

「男性は仕事、女性は専業主婦」という価値観が根強く残っている地域もあると聞きます。

どちらが良いかではなく、どちらを選ぶか。

東京一極集中の是正の前提として、地域全体の意識改革が必要かもしれません。

 

冒頭、「あなたは”都会”と”田舎”どちらで暮らしたい?」とアンケートを行ったところ、

結果は拮抗しました。

 

0830アンケート

 

番組内では、「そこそこ都会、そこそこ田舎が一番暮らしやすい」という意見が出る中、

それぞれのメリット、デメリットに頷くことしきり。

 

0830全体

 

価値観の分断、地域の分断。

様々な分野での二極化が進んでいます。

そんな中で出た「そこそこ都会、そこそこ田舎」の発言は、

困難な実現性を差し引いても、

「そうなんだよねえ」とスタジオに和やかな空気をもたらしました。

過度な楽観も悲観も禁物ですが、「そこそこ」がもたらす温かみやゆるやかさが、

交わす言葉の行間に漂っていた気がします。

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若手起業家大集合

投稿日:2019年07月30日 10:59

今月のテーマは「激論!若手起業家大集合!」でした。

参議院選挙が終わり、投票率は全体で48.8%と半数を割り込み、

10代に至っては31.33%という衝撃的な数字。

低投票率とは裏腹に、「世の中を動かしたい」という強い気持ちを持った、

若手起業家の皆さんと議論を交わしました。

 

3S笑顔2

 

日本企業は、失敗を許さない。

もっと言うと、日本人は失敗を許さない。

スタジオで、パネリストの皆さんから出た言葉です。

そんな中、「チャレンジした方が人生は面白い」と、田原さん。

許す、許さないではなく、受け入れるということでしょうか。

 

全体

 

今月、内閣府が初めてフリーランスの推計を公表しました。

306万から341万人で、国内就業者全体の5%だそうです。

政府は、多様な働き方を推進していて、

6月にまとめた成長戦略でも、フリーランスとして働きやすい環境づくりや、

副業や兼業の拡大などを打ち出しています。

 

3S

 

番組終了後、皆さんに「政治家にはならないのですか?」と伺ってみたところ、

一斉に「なりません!」と即答。

ただ、「お互いに敵対せず、相互関係に持ち込めたら良いですね」と。

分断とは程遠い言葉が、力強く響いていました。

 

また、今回は番組の冒頭で、田原総一朗さんが

第35回ATP(全日本番組制作者連盟)賞の特別賞を受賞されたことをご報告しました。

田原さんは、毎月必ず若手起業家の取材をされています。

85歳、若さの原動力はそこにあるのかもしれません。

 

田原さんATP1

 

 

 

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G20が終わって

投稿日:2019年07月02日 16:30

今月のテーマは「激論!米中対立と日本の覚悟」でした。

 

朝生①

 

先週末、日本で初めての議長国となるG20サミットが大阪で開かれました。

世界のトップリーダーたちが一堂に会し、世界の金融、貿易、環境問題などについて協議し、

結果、採択された首脳宣言に「反保護主義」の文言は盛り込まれなかったものの、

自由貿易の推進を打ち出すことで合意しました。

 

朝生②

 

期間中は、大枠のテーマとはまた別に

日米、日中、日ロ、米中など、様々な国々との二国間協議が同時多発的に行われました。

苛烈化する米中貿易戦争が一時停戦となったものの、

日本にとって、中国は最大の貿易相手国。

かたやアメリカは、日本の安全保障を全面的に頼っている状況です。

折しもトランプ大統領が、日米安保の片務性に頻繁に言及するなど、

米中関係を通じて、今後は日本の通商政策や安保政策、

引いては、覚悟があぶり出されることになります。

 

全体片側③   全体片側④

 

閉幕直後、電撃的な3回目の米朝首脳会談が行われるなど、

世界情勢は目まぐるしく動いています。

G20の議長国は、2年前に決まります。

日本政府は外交成果を見据えて、参議院選挙前のこの時期に

2年前から戦略的に手を上げていたのです。

しかし、真の成果を知るためには、さらに中長期的な視座が必要かもしれません。

 

朝生全体⑤

※今回は、渡辺宜嗣さんがG20取材のため、佐々木亮太さんと進行を務めました。

 

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新しい時代に

投稿日:2019年04月02日 17:58

今月のテーマは「激論!原発と日本のエネルギー政策」でした。

震災以降、毎年この時期に議論し、毎年同じ問いかけを行ってきました。

番組では震災以降、毎年のように「原発」を議論してきました。

視聴者の皆さんに「原発が必要か不必要か」とアンケートを行っていますが、

日本に原発は「不必要」と答える割合は、ここ数年ほとんど変わりません。

 

2019.3.29 

 

しかし、野党が中心となって国会に提出した「原発ゼロ基本法案」は、

去年以降一度も審議されていません。

番組の議論の中では、野党が提出していること自体知られていませんでした。

また、日本の成長戦略の柱とされてきた原発輸出についても、頓挫が相次いでいます。

日本のエネルギー政策はどうあるべきか。

立ち止まって考えることも必要なのではないでしょうか。

 

MIUT0074

 

新しい元号が発表されました。

新年度も始まりました。

時代は否応なく移ろいますが、

引き継ぐもの、引きずるもの、

断ち切らなければならないもの、置き去りにしてはいけないもの。

始まりの新しさに目が眩み、何もかも終わりにしてはならないと思います。

 

原発

 

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トランプ流外交と日本

投稿日:2019年02月26日 14:16

今月のテーマは「激論!トランプ流外交と日本」でした。

折しも今週は、2回目の米朝首脳会談がベトナム・ハノイで行われます。

 

①

 

それに先立って日米電話首脳会談も行われ、

核、ミサイル、そして拉致問題の解決を重視することで一致しました。

ただ、去年の米朝首脳会談で合意されたはずの「朝鮮半島の非核化」は一向に進んでいません。

2回目の会談で、どの程度具体的なプロセスが示されるのか。

蓋を開けてみるまで、結果が見通せない状況です。

 

②

 

トランプ大統領のみならず、中国の習近平国家主席、

ロシアのプーチン大統領、北朝鮮の金正恩委員長―。

独裁型と言われる強烈な個性を持つリーダーたちを相手に、日本はどう向き合うのか?

世界の誰もが認める「シンゾー」「ドナルド」の蜜月関係ですが、

質すのか、諭すのか、従うのか。

近い距離にいるからこそ、その振る舞いが注目されています。

 

③

 

 

 

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若手議員の皆さんと

投稿日:2019年02月12日 18:57

今月の放送は、「激論!若手政治家大集合!」と題して

若手・中堅政治家の皆さんにお越し頂きました。

9名中7名が初出演ということもあり

スタジオの空気がどう変化するか予測がつかなかったものの、

始まってみれば、田原さんの声がかき消されるほど、終始賑やか。

不正統計問題に始まり、安全保障や外交問題に至るまで、話題は多岐にわたりました。

 

朝生0228①

 

せっかく若手の皆さんにお越し頂いたので、どうしても伺いたかったことがあります。

エンディングで少しだけ触れたものの、この場を借りて改めて。

小泉進次郎氏が「国会改革」を進めようとしています。

具体的には、

①国会のIT化(タブレット端末の導入など)

②党首討論の定例化・夜間開催の実現

③女性議員の妊娠出産時への対応(代理投票の検討など)

 

朝生0228③

 

これらの改革を、元号が変わる前の平成のうちに超党派で実現すべく提言をまとめました。

中でも、国会のIT化については、時代が止まっているのではないかと思うほど進んでいません。

私も日々永田町や官庁で取材していますが、基本的に配布物は全て「紙」。

明日の日程ひとつとっても、掲示板に無数のA4用紙が貼り出されるため

莫大な量を一枚一枚目視してチェックする毎日です。

最近では、スマートフォンを使う議員も増えては来ていますが、

まだまだこの文化は根強く残っています。

公文書の管理もデータ化が検討されているものの、完全な以降はしばらく先になるとか。

データ化することでコストダウンも出来ますし

スマホやタブレットを駆使する皆さんこそ先頭に立って進めて頂きたく、伺いました。

 

朝生0228④

 

実はこの紙文化、「国会戦術」としても使われています。

野党側は、内閣不信任案などを提出する際、

何万枚もの紙を印刷するため、処理するのに約2時間がかかります。

その間、国会審議がストップするため、

審議を止める、事実上の「遅延行為」として扱われる場面もありました。

法案成立を阻止するため、国会が深夜まで及ぶことも多々あります。

 

「これからは、紙に頼った古い手法も含めて見直さないといけないよね」

 

オンエア後、ある野党議員の方がおっしゃいました。

資源保護の観点からも、コストダウンの観点からも、

そして何よりも、働き方改革を進めるためにも、是非!

 

朝生0208

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本年もどうぞよろしくお願い致します。

投稿日:2019年01月09日 13:18

2019年最初の朝生は、平成最後の元日SPでもありました。

「始まり」と「終わり」が同居する不思議な居心地のまま、

番組はいつもの通りに進んでいきました。

 

オープニング

 

世界に目を向けると、テロや難民問題、自国第一主義が横行しています。

そういった中で、「地球儀を俯瞰する外交」を展開する安倍政権は、

ますます難しい舵取りを迫られます。

国内に目を転ずると、阪神淡路大震災、東日本大震災、

去年も西日本豪雨などの災害に直面しました。

人口減少、少子高齢化にも歯止めがかかりません。

様々な課題を抱える中で、次の時代を迎えようとしています。

 

スタジオ②

 

「明治は遠くなりにけり」と昭和時代初期に詠まれましたが、

元号が変わると、「平成」もまた遠くなるのでしょう。

平成と共に消えゆくものも、これから出てくるかもしれません。

同時に、まだ見えない何かが待ち受けています。

 

先が見えないことを、予測したり、分析したり、悲観したり、期待したり。

時代が変わっても、引き続き歩みを進めていくことに変わりはありません。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

2019謹賀新年

 

村上 祐子

 

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日本の目指す将来像

投稿日:2018年12月05日 17:00

今月のテーマは「激論!外国人労働者問題と日本の未来」でした。

政府与党は、入管法改正案の来年4月の施行を目指していますが、

野党側は「法案が生煮えな上に議論が拙速だ」と反対していて、

与党内からも、準備不足を認める声が上がっています。

会期末を10日に控え、国会での論戦の舞台は参議院に移っています。

与党側は、会期内に法案を成立させるスケジュールを崩していません。

 

朝生1

 

日本国内が人手不足であることは明らかです。

それをどう打開していくのでしょうか?

外国人を受け入れるにしても、その制度をどのように整えていくのでしょうか?

どれぐらいの時間が必要なのでしょうか?

そもそも、外国人労働者を短期的な労働力と捉えるのか、

将来を見据えて共生を目指していくのか。

 

朝生3  朝生4

 

番組内では、与野党双方から「移民」という言葉を使うことに対して慎重な意見が相次ぎました。

「言葉に対するアレルギーが未だに拭えない」とのことです。

ただ、そこを曖昧にしたままで、政策を通じて目指す将来像は見えてくるのでしょうか。

 

2018.11.30 (3)

 

番組最後で発表したアンケートの結果は、

「外国人労働者受け入れ拡大に『反対』」が65%となりました。

議論を通じて、様々な論点があぶり出された結果と感じます。

 

朝生5

 

 

 

 

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「シンゾー」「ドナルド」の友情関係

投稿日:2018年11月13日 14:38

今月のテーマは「トランプ流政治と日本」。

11月に入ってからのオンエアとなりました。

 

朝生①

 

アメリカの中間選挙は、上院と下院がねじれる結果となり

そんな中、どこよりも早く日米電話首脳会談が行われました。

安倍総理から呼びかけたもので、わずか10分ながら、

日米同盟の緊密さを確認した形になります。

一方で、年明けから始まる日米の通商交渉は、先行きが不透明です。

トランプ大統領は中間選挙後の演説で「日本は貿易を公正に行っていない」と国内にアピールし、

輸入自動車への高関税を要求してくる可能性もあります。

「シンゾー」「ドナルド」の友情関係は、今や誰もが知るところとなりました。

言うべきことを言うのも友情の一環ですし、他方、言いすぎると諍いが起きます。

この関係を、どのような形に昇華させるか。

引き続き、注目していきます。

 

朝生③

 

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長期政権がもたらすもの

投稿日:2018年10月02日 10:00

9月のテーマは『激論!続投 安倍政権と日本の命運』でした。

そして、月が替わって、安倍内閣の新しい顔ぶれが決まりました。

 

朝生①

 

先月の自民党総裁選挙では安倍総理が勝ちましたが、

予想より多くの地方票を獲得した石破元幹事長が善戦して、

次につながる存在感を示しました。

また、先週末には沖縄県知事選挙が行われ、

日本維新の会などを除く野党が支援する、玉城デニー氏が当選しました。

安倍政権3期目の滑り出しの命運が占われる選挙でしたが、

与党側の支援する佐喜眞敦氏が負けたことで、

政府与党内には少なからず衝撃が広がっています。

野党に関しては、玉城氏が勝ったことで、まずは来年の参議院選挙に向けて

バラバラの状態から何とかまとまりたい思いが滲みます。

 

朝生②

 

今月末に開かれる秋の臨時国会では、自民党の憲法改正案が示される予定です。

閣僚の不祥事、経済格差や少子高齢化問題にどう対峙していくのか。

「一強多弱」と言われる安倍政権が日本に何をもたらすのか、

引き続き注目し、論じていきます。

 

朝生③

 

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