あけましておめでとうございます。
菅総理が「静かな年末年始」を呼びかけた中で行われた元日スペシャルでした。
お正月返上の医療関係者の方々、
コロナ禍で経済的に厳しい状況にある方々、
例年とはあまりに違う状況での年明けです。
去年の大晦日に東京都での感染者が1300人を超え、
年明け早々、政府は一都三県に対して緊急事態宣言を発出しました。
まずは飲食の感染リスクを軽減するため、飲食店への時短要請を20時まで短縮しますが、
経済への影響は計り知れません。
期間中の店舗への補償はどうするのか、法律の立て付けは間に合うのか、
個人の行動は制限されることになるのか。
番組内でも様々な意見が交わされました。
生活の変化も余儀なくされます。
今回は学校への休校措置は行わず、去年の4月と比べて対象事業も限定的になりますが、
受験シーズンも到来する中、政府の対応には賛否両論あります。
ロックダウンのような強制措置を取ることは出来ない中、
やれることを適宜やっていくしかない。
システムの構築自体を、走りながら考えるうえで、
不安な気持ちが募り、時として業種、年代、性別ごとの分断を生みかねません。
波乱の時代にこそ、気持ちの中に静けさを湛えていきたい。
そんな思いを新たにしました。