3月のテーマは「”新型コロナ”パンデミック」でした。
世界中に新型コロナウイルスの感染が広がる中、
国内でも、安倍総理が大規模イベントの自粛、小中高の全国一斉休校要請を、
記者会見を通じて直接呼びかけています。
収束のめどが立たない中、未だに多くの課題が残っています。
感染経路が完全には分かっていない上、
景気判断も3か月ぶりに引き下げられ、経済の落ち込みも計り知れません。
政府の対策本部が設置され、要件を満たせば「緊急事態宣言」を出せるようになりましたが、
ここ数日、「ギリギリの状況」と言い続けています。
今にも緊急事態宣言が出て、首都封鎖されるかのような、根も葉もない噂も飛び交っています。
「ギリギリだ」と言い続けることで、一定の緊張感を保つ効果はあるのかもしれません。
確実に私たちの日常が変わりつつあります。
スタジオでは、出演者以外は全員マスクを着用。
そのマスクも未だに品薄状態で、新年度からは月に7億枚供給出来るそうですが、
それでも品薄状態解消には時間がかかるようです。
いつになく不安定な新年度を迎えます。
入学式が開催出来るかどうか、やきもきしている子供たちや親御さんたちがいます。
先週末、東京では雪が降りました。
桜と雪が同居するさまは、雅やかというよりは混沌の色彩が強く、
「ああ、何でもありなんだな」と。
それでも移ろいゆく季節に身震いする春です。
鼓舞する意味合いも込めて。