今月のテーマは「激論!原発と日本のエネルギー政策」でした。
震災以降、毎年この時期に議論し、毎年同じ問いかけを行ってきました。
番組では震災以降、毎年のように「原発」を議論してきました。
視聴者の皆さんに「原発が必要か不必要か」とアンケートを行っていますが、
日本に原発は「不必要」と答える割合は、ここ数年ほとんど変わりません。
しかし、野党が中心となって国会に提出した「原発ゼロ基本法案」は、
去年以降一度も審議されていません。
番組の議論の中では、野党が提出していること自体知られていませんでした。
また、日本の成長戦略の柱とされてきた原発輸出についても、頓挫が相次いでいます。
日本のエネルギー政策はどうあるべきか。
立ち止まって考えることも必要なのではないでしょうか。
新しい元号が発表されました。
新年度も始まりました。
時代は否応なく移ろいますが、
引き継ぐもの、引きずるもの、
断ち切らなければならないもの、置き去りにしてはいけないもの。
始まりの新しさに目が眩み、何もかも終わりにしてはならないと思います。