今月のテーマは「激論!医療崩壊とコロナ国会」でした。
番組では、医療提供体制について激論が交わされました。
病床数が世界トップを占める日本で、なぜ医療崩壊が起きているのか?
「全国の病院の約8割を民間病院が占めているため、
コロナ患者を受け入れることによる採算が取れない」
「それならば、医療機関にもインセンティブを付けるべきではないか」
スタジオには3名の医師にご出演頂き、当事者としての意見を聞くことが出来ました。
国会では、特措法改正案と感染症法改正案が成立し、今月中旬から施行される見通しです。
そんな中、10都府県に対する緊急事態宣言が3月7日まで再延期されました。
延期に伴って開かれた記者会見で、菅総理は初めてプロンプターを使用しました。
総理の「愚直さ」と、実際の「伝わりやすさ」のどちらを重視するか、
使用をめぐっては政府内でも賛否あったそうです。
実際に会見に出席しましたが、
使いこなすにはある程度の慣れを必要とするプロンプターを使ってまで
(相当練習したようです)、
国民に訴えたい気持ちは伝わってきました。
肝心なのは、訴えた政策をどう実現するかです。
政府関係者は「今回の延長で最後にしたい」としています。
何としても、出口に持って行きたい思いは皆同じ。
個々の行動の根拠となる、政治のリーダーシップが問われることになります。