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Vol. 5
久保田直子アナの「アナの一分(いちぶん)」 |
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「武士であり人間なんだ…。」
何度もこう思うシーンがありました。
“武士”というと、時代劇では大抵大勢でてきて、
その一人一人を確認する間もなく話は進んでいきます。
“武士”という存在を一人の人間として意識した事はありませんでした。
でも映画の中で、新之丞は妻に仕事の愚痴をこぼします。
今でいう転職だって考えます。
時には帰り道、お茶目に子供と戯れたり、
口うるさい叔母にイライラしたり、その目への絶望から自暴自棄になってしまいます。
そして、最愛の人が信じられなくなってしまうことも…。
木村拓哉さん演じる新之丞は、熱い血が心と体に流れている一人の人間であることをあらゆる場面で見せてくれます。
環境が全く違う時代に生きても、
悩んだり迷ったりする私達と同じ人間なんだなと思いました。
だからこそ、貫き通す『武士の一分』が非常に眩しく感じられるのです。
さて、「アナの一分」。
私にとってのアナの一分は… |
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「
ありがとうを忘れない。」
もうずいぶん前から考えていたのですが…、今の私の一分はこれです!
アナウンサーとしても、人としても、忘れてはいけないぞ!といつも心に言い聞かせています。
どんな仕事も、いろんな方の力があって初めてアナウンサーとして伝えることができるんです。
だから一緒に働く方一人一人への「ありがとう」を忘れてはいけない、そして忘れたくないと思います。
そしていまだに何かと面倒を見てくれる親への「ありがとう」………はなかなか言えないんですよねぇ〜〜>< |
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