羽毛田丈史さんが要求していた「一定のテンポからあえてはみ出してバンドの音のうねりに乗って演奏する」というお話も興味深いものでした。ポップスの場合、クリックと呼ばれるメトロノーム音をイヤホンで聞きながら演奏して
して共演が可能なのだろうかと思いきや、最初の「一番太鼓」から、ひとつに溶け合った音色が聞こえてきました。 三人のお話を聞いていると、打楽器奏者は音楽家のなかでももっともアスリート的な存在だと感じます。林英哲さんが言う
です。 藤田さんが7歳のとき、クラシックの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」で初めて小曽根さんを聴いたというお話にはびっくり。近年の小曽根さんはクラシックの分野でも大活躍しています。小曽根さんがクラシックのオーケ
、同コンクールのヴァイオリン部門第2位に入賞した成田達輝さんとともに、このコンクール独特の仕組みについてお話を伺いました。 いつ頃からか、エリザベート王妃国際音楽コンクールはショパン国際ピアノ・コンクール、チャイ
稿日:2021年09月18日 10:30 今週はセカンド奏者のみなさんをお招きして、ファースト奏者を支える献身ぶりについてお話しいただきました。同じ楽器の奏者でもファーストとセカンドではずいぶんと役割が違うものですね。 一般的なオ
て、きょうだいにはやはり他人からはうかがい知れない特別な結びつきがあるものだなと、本日ご出演のみなさんのお話をうかがって改めて感じました。演奏が始まるとぴたりと息が合うのは、さすがきょうだいならではだと思いま
く作曲家たちが創造性を発揮できる分野へと進化しました。 「モンスターハンター」シリーズの作曲家、甲田雅人さんのお話でおもしろかったのは、「英雄の証」のお蔵入りバージョンについて。今回、そのお蔵入りバージョンと採用されたバ
楽と言語のつながりをテーマにお届けいたしました。言葉のない器楽曲であっても言語を意識して演奏するというお話が興味深かったですよね。日本語だけではわからない西洋音楽の奥深い世界を垣間見たように思います。 ブラー
のあらわれといってもいいかもしれません。シューマン、リスト、ショパンらが互いに作品を献呈し合っているというお話がありましたが、同世代のライバルたちが切磋琢磨している様子が伝わってきて、すてきなエピソードですよね。
われがちですが、バロック音楽の時代には奏者による装飾や即興がごく自然なことだったんですね。鈴木優人さんのお話にあった「同じ演奏を2回するな」というバロック音楽の時代のスピリットは、のちの時代の音楽にも通じるとこ