Theme

テーマ曲
「Voices」
作曲:坂東祐大

Vocal / Bass:リチャード・ボナ

Piano:山中惇史 & 坂東祐大
Violin:町田 匡*
Violoncello:小畠幸法*
Flute/Piccolo:多久潤一朗*
Clarinet/Bass-Clarinet:中舘壮志
Bassoon:中川ヒデ鷹*
Percussion:大家一将*
Vibraphone:石若 駿
Synth Bass:坂東祐大

Clap:大家一将, 多久潤一朗, 中舘壮志, 中川ヒデ鷹, 前久保諒

* Ensemble FOVE Soloists
楽曲に込めた思い

オファーをいただき大変光栄です。

作曲をするにあたって実際に番組チームの皆様とお話させていただいたのですが、
キャスターの大越さんの視点の鋭さとユーモア、また番組チームの方々の熱意が強く印象に残っています。

音楽の相反する要素(大きなメロディーと非常に混み入ったポリリズム)を
一曲に共存させ、色彩豊かに紡いでみたいという思いから、さまざまに試行錯誤を行いました。

また、リチャード・ボナさんの温かく包み込むような
ヴォーカリーズにもご注目いただけたら幸いです。

アーティスト
坂東祐大(ばんどう ゆうた)
作曲家/音楽家。1991年生まれ。大阪府出身。

多様なスタイルを横断し、異化や脱構築による刺激と知覚の可能性、感情の作られ方などをテーマに、幅広い創作活動を行う。
作品はオーケストラ、室内楽からトラックメイキング、立体音響を駆使したサウンドデザイン、シアター・パフォーマンスなど多岐に渡る。

東京芸術大学附属音楽高等学校を経て、東京芸術大学作曲科を首席で卒業。同修士課程作曲専攻修了。
第25回芥川作曲賞受賞(2015年)、長谷川良夫賞(2012年)、アカンサス音楽賞(2013年)受賞、第83回日本音楽コンクール入賞。

作品はフランス放送管弦楽団、ロンドンシンフォニエッタ、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー管弦楽団、いずみシンフォニエッタ大阪、東京現音計画、LAPS Ensemble などによって国内外で多数演奏されている。
代表作に、「花火-ピアノとオーケストラのための協奏曲 (2017,サントリー芸術財団委嘱作品」、「SONAR-FIELD (2019, Ensemble FOVE, Shibaurahouse)」、「TRANS (2018, 京都芸術センターでの共同製作)」。

2016年、Ensemble FOVE を創立。代表として気鋭のメンバーと共にジャンルの枠を拡張する、様々な新しいアートプロジェクトを多方面に展開している。
2021年、最新作となる「ドレミのうた」をリリース。
また上記のメインワークに加え、ジャンルを横断した活動も多方面に展開する。

映像作品の音楽に 映画「来る」(中島哲也監督)、TV アニメーションシリーズ 「ユーリ!!! on ICE」(松司馬 拓名義)等、最新作に映画「竜とそばかすの姫」(細田守監督)では岩崎太整・Ludvig Forssellと共同制作。

米津玄師 5thアルバム『STRAY SHEEP』における全面的な共同編曲 (「海の幽霊」、「馬と鹿」、「パプリカ」、「感電」、「カナリヤ」等)
宇多田ヒカル 「Beautiful World (Da Capo Version)」、「少年時代」(井上陽水トリビュート) 編曲及び指揮。
嵐 「カイト」(NHK2020ソング)オーケストラアレンジメント等。

作曲を野田暉行、安良岡章夫、野平一郎、 ピアノを中井正子 各氏に師事。