なスカーフ」を、石丸さん、村治佳織さん、宮田大さんの演奏でお届けしました。なんともいえない寂寥感が漂ってくる、すばらしいアレンジ、そしてすばらしい演奏だったと思います。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメント(0) 記事URL mixiチェ
の「愛の夢」のメロディで始まって、スムーズにEverythingへ。Toshlさんの輝かしい声に、ピアノ、チェロ、サクソフォンの音色が絶妙のバランスで重なり合います。 後半はドニゼッティ作曲のオペラ「ランメルモールのルチア」から、第1幕の二重唱の場面
あっても、モーツァルトの音楽には複雑な表情があります。そこに儚さを見抜くのが小菅さん。ニュアンスに富んだすばらしいモーツァルトでした。 ベートーヴェンは近年小菅さんが力を入れる大切なレパートリー。ピアノ・ソナタ第17
感じるように」と教えます。これで演奏ががらりと変わりました。教えてもらったことを、すぐに実践できる応用力もすばらしいですよね。 嶋田雄紀さんには、Aメロの終わりでわずかに遅れるという指摘がありました。クラシックではフ
ね。オブリガートは壮大かつ華麗で、聴いていてワクワクしました。 三番目は堀内優里さん。歯切れよく軽やかなソロとバランスのよいオブリガートを、澄んだ音色で披露してくれました。プロ側からは、ここでもリズム感についての指摘
でいます。バーンスタインを歌うのにこれほどふさわしい人もいません。伸びやかで、深くて温かみのあるしよ声がすばらしかったですね。 宮田大さんは夜の満月が見える湖畔で「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」を演奏。そういえばこの曲は「新
による演奏から、さわやかなエレガンスが漂ってきました。清水美依紗さんののびやかで温かみの感じられる声もすばらしかったですよね。 今回は本当に豪華なアーティストたちが集まりました。フルートの高木綾子さんはNHK交響楽
で真央さんは自作のカデンツァを披露してくれました。18歳で書いたそうですが、まさに才気煥発といった様子ですばらしいですよね。これぞ協奏曲の醍醐味だと感じ入りました。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメント(0) 記事URL mixiチ
鋭さがありました。単に難度が高いというだけでなく、超絶技巧が音楽的な興奮にしっかりと結びついている点がすばらしいと思いました。 リストの「ラ・カンパネラ」には複数のバージョンがあります。今回阪田さんが弾いたのは初稿と
ないコミカルなテイストがありました。 木管楽器以外から唯一登場したのは、巨大なドラ。普通のドラ(タムタム)であれば、ラヴェルの「ボレロ」など、ときどきオーケストラでも使われることがありますが、これほど巨大なものは見たことが