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2016年8月18日（木）の放送内容
今は史跡となったルート66。イリノイ州・アトランタは、かつての面影を残す町です。
大陸横断国道ルート66が最も脚光を浴びた1930年代、アメリカの経済は大きく発展し、自動車、映画、ポピュラー音楽など新しいカルチャーを生みました。
通りにある小さな博物館。中にはルート66の最盛期を飾った展示品が並びます。オーナーが、「1926年、シカゴから新しい道が造られ、農産物の集散地として大いに賑わうようになったのだ」と、語ってくれました。
趣味で博物館を運営しているというオーナー。自慢はロールス・ロイスです。この世界一の高級車でルート66を走ったのだといいます。
19世紀の通りの写真を見せてくれました。馬車が走る舗装されていない道です。「ルート66が『マザーロード』と呼ばれるのは、開拓時代を経たアメリカが、大国として成長する原動力だったからだ」と語るオーナーの心の中に、『母なる道』は今も生き続けます。
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