世界の街道をゆく

毎週月曜〜金曜よる8時54分から放送

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今に受け継ぐニューディール政策の道・アメリカ

2021年9月1日(水)〜9月30日(木)

アメリカ合衆国。資本主義経済のもと、人々が暮らしを営む大国。この国の繁栄において大きな意味を持つのが、1929年から起こった大恐慌を打開・克服するためにフランクリン・ローズヴェルト大統領の指揮で実施された「ニューディール/新規まき直し」政策だ。カリフォルニア州・サンフランシスコを起点にネヴァダ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州、オクラホマ州を経てテキサス州・サンアントニオまで六つの州を巡れば、雇用の促進を目的とした公共事業から生まれた数々の遺産に出会う。「救済」「復興」「改革」の目標を掲げた政策は多様性に富み、人々の生活を安定させただけでなく、スポーツ、娯楽、芸術にも支援の幅を広げ、福祉国家としての豊かさも齎した。苦難を乗り越え、民主主義の方向を決定づけたと言われるニューディール政策。今も人々の暮らしに息づくその遺産を巡る。

◆写真 Paul Christian Gordon

テーマ曲「Goin' on」/篠原信彦