バックナンバー
2014年10月14日(火)の放送内容




カリフォルニアの州道49号線。これは1849年に、金を求めてこの街道にあふれかえった人々を、フォーティナイナーズと呼ぶ事からつけられた数字だといいます。
プラサービルという町に到着しました。金を掘る人々が物資を仕入れるために開かれたシエラネバダ山脈の麓の町です。看板に書かれたハングタウンという言葉が気に懸かり通りで若者に訪ねると、「かつて町は『ハングタウン/首吊り町』という物騒な名前だったのだ」と教えてくれました。ゴールドラッシュの時代は無法者が多く、絞首刑が頻繁に行われたといいます。
雑貨屋の親爺さんがウィンドウの金採集の道具を指差し、「金はいつも人の欲望を掻き立てるものさ」と呟きます。現在の名プラサービルとは金鉱の村を意味するそうです。広場では近くの農家が収穫物を売るマーケットが開かれていました。家族と共に穏やかな暮らしを営む生活。それも人々の夢のひとつなのでした。
♪ On the Way Home/Buffalo Springfield