カリフォルニア北部の夜明け前、潮騒に誘われ海へと向かいます。サンタクルーズは、太平洋に面した港町です。
桟橋で出会った漁師さんは、サーフショップも経営するという海を愛する男です。仲間の船の出具合、海鳥の数、潮の流れを読みながら漁場を決めるそうです。仕掛けを作り、さあ漁の開始。海に生きる男の眼差しです。
何か釣れました。オヒョウというカレイの仲間です。この一帯は良質の漁場だそうで、今日は小物狙いですが、カジキのような大物にトライする日もあるといいます。
アシカの姿が見えました。ここにも魚群がいるみたいです。今度釣れたのはアンチョビ／カタクチイワシです。漁師さんに夢はと尋ねると、「この海と共に楽しく暮らしていくことさ」と微笑みました。潮の香りを嗅ぎながらさらに街道を進みます。

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