

2007年1月12日
<最近の体調はいかがですか?>
王)食べるものも、いろんな種類が食べられるようになりましたし、量的にも多少は増えましたかね。ただちょっと油断すると、またしんどい思いをしなきゃいけないんで。くれぐれも無理するなっていう風には言われています。体重も3〜4キロは増えました。
<大病をすると精神的に強くなれる、変われると聞きますが>
王)「ものを見る、感じる」っていうのも、すごく変わってきた気がします。構えなくなりました。ストレートに物言いができるっていうか。今まではある程度、立場だとか影響力だとか、波風を立てないようにとか考えていましたけど。ストレートに感じたままに表現できるようになった気がします。また、そうしなきゃいけないんじゃないかなっていう気持ちも出てきましたね。
<WBCについて>
王)WBCは初めての大会でしたし、日本の選手も全員が喜んで参加しましょうっていうムードじゃなかったでしょう?第1回なのだから、「野球界のためにみんなでやっていこう」というような軽い気持ちで参加したんですね。ですから「無欲の勝利」っていいますか。今まで僕らが感じられなかった熱いものを感じさせられたので、それも嬉しかったですね。日の丸を背負ったら、みんな別人になっちゃうみたいな感じで。今どきの若い人云々ってよく言われるけど、僕は「日本人は捨てたもんじゃないな」って思いました。
僕は良い席で、一番良い試合を見せてもらったと思います。あれだけのメンバーが揃えば、監督としてはあまりやることはないんですよ。後は選手たちが戦うことにたくましくなっていってね、調子も上げていって。それを見ているだけで、こっちもワクワクしました。最初はしんどかったですけど、最後のほうは本当に楽しかったですね。
<松坂大輔投手のメジャー移籍について>
王)いずれは彼らも、経験を積んで大きくなって日本に帰ってきて。将来的には、日本の野球にプラスになると思います。今は「良い選手が(メジャーに)行かない」っていうことに抵抗を感じる時代ですよね。(日本の野球が)向こうでも通じるっていうことを示すのが彼らの仕事みたいになりつつある。