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2007年1月23日

犯人に迫る3つの手掛かり〜マンガ家志望学生刺殺事件

犯人に迫る3つの手掛かり〜マンガ家志望学生刺殺事件

今月15日、京都精華大学マンガ学部の1年生・千葉大作さん(20)が、京都市左京区にある大学近くの路上で、何者かに刺殺された。千葉さんは死亡する直前に「知らない男に刺された」と話していて、自転車で殺害現場から走り去る若い男が目撃されている。犯行に関わる【犯行手口・凶器・自転車】に注目、そこから浮かび上がる犯人像に迫った。

事件当日、少なくとも2人が犯人を目撃した。1人目は、自転車を置いて言い争いをしていた、千葉さんと犯人と思われる男を目撃。2人目の目撃者は、路上にしゃがみこんでいる男を目にし、一度は通り過ぎたものの、男の様子を不審に思い、すぐに現場へ引き返した。しかし男の姿はなく、血を流した千葉さんが倒れていたという。

一体、何が起きたのか?元東京都監察医務院長の上野正彦氏は、「すぐに目撃されるような場所で、殺人が計画的に行われるとは考えにくい」という。さらに上野氏は、遺体に残された十数ヶ所の傷跡に注目。「たくさん刺し傷があるというのは弱者の犯行。刃物を携帯することによって、自分が強くなったと錯覚する」という。さらに、犯人像に繋がる最大のポイントは自転車。元警視庁捜査一課長の田宮榮一氏は、「(犯人は)自転車で行動できる数キロ半径の中にいるのではないか。当然、土地勘もある」。現場の歩道は幅およそ2メートル。田宮氏は「すれ違いざまに何らかの接触があり、口論になったのではないか」という。さらに事件当日の午後6時ごろ、大学近辺を自転車で走る不審者を見たとの目撃情報も得た。目撃者の女性は、「ねずみ色の上着を着た大学生くらいの人。細いけど背は高そうだった」と話している。

現在、警察が把握している犯人像は、自転車に乗り、大柄、グレーか黒っぽい服を着た若い男。28〜29センチのウォーキングシューズのような靴を履いているということで、不審者を目撃した女性の話と一致する部分がある。大学前をふらふらと走っていたのは何者だったのか。事件が起こったのは、女性がその男を見た直後だった。

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