

2008年5月2日
モーターパラグライダーで空を飛びながら、ハイビジョンカメラで超低空撮影に挑む飛行撮影家・矢野健夫氏の感動絶景シリーズ第9弾は初めての海外。
今回はアメリカ・アリゾナ州とユタ州の境に位置するモニュメント・バレー。「メサ」といわれるテーブル形の台地やさらに浸食が進んだビュートといわれる岩山(残丘)が点在し、あたかも記念碑(モニュメント)が並んでいるような景観からこの名がついた。
高さ1000フィート(300m)の独特の地形は、風と雨などの自然の偉大な力が、5000万年もの年月をかけて高地の表面を切り取り、削ぎ落してできた“大地の生き残り”だ。風化・浸食によって現れた地層は2億7000万年前のもので、現在でも風化が進んでいるため、今も少しずつではあるがモニュメントは姿を変えている。
古くからアメリカ先住民・ナバホ族居住地域で、居留地となった現在では、その一部はナバホ族管轄のもと一般に開放する形で公開されており、「ナバホ族の聖地」とも呼ばれ有名な観光地となっている。今もモニュメント・バレーの中心部で9世帯のナバホ族が電気・ガス・水道のない自給自足の生活を続けている。
アメリカの原風景、透き通るような青い空と赤茶けた広漠たる荒野のコントラスト。驚異の大自然を誰も見たことがない超低空カメラアングル「矢野ショット」が描き出す。
<VTR使用楽曲>
◆Also Sprach Zarathustra / 映画「2001年宇宙の旅」(1968年)サントラより
◆I Like Your Eyes / ライ・クーダー
「ジョニーハンサム」(1989年)のサントラより
◆Helpless / CSN&Y(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ニール・ヤング)
アルバム「デジャヴ」(1968年)より
◆Where Are You / ジェフ・ベック
アルバム「ギターショップ」(1989年)より
◆風に吹かれて Blowin' in the Wind / ボブ・ディラン(1962年)