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2010年10月19日

日本にも続々進出・・・アジアの空を席巻するLCC

日本にも続々進出・・・アジアの空を席巻するLCC

10月21日に開港する羽田空港の新国際ターミナル。いよいよ羽田の本格的な国際化が始まる。滑走路は24時間フル稼働、発着枠も大幅に拡大される。これを機にLCC=ローコストキャリアと呼ばれる格安航空が羽田に初めて参入することになった。格安航空会社にとって都心に直結する羽田路線は、多少コストがかかってもインパクトのある商品だ。すでに羽田からクアラルンプールまで片道5000円と驚愕の値段を打ち出した会社もある。羽田の発着枠は、現在、年間30万回だが、平成25年度中に、年間44万回まで拡大する。その枠を狙って航空会社は凌ぎを削っている。

韓国の格安航空会社「チェジュ航空」。低価格で知名度を上げ、さらなる路線拡大を狙う。チェジュ航空のヤン・ソンジン常務は「日本は最も魅力ある市場なので、何としてでも羽田空港に入りたい」と話す。チェジュ航空は、すでに関空−ソウル便など3路線、定期便を飛ばしている。関空−ソウルの正規運賃が往復で2万2000円(10月現在)。チェジュ航空の低価格は、どのようにして生み出されているのか。チェジュ航空機の座席間隔は、大手航空会社の座席間隔に比べてやや狭くし、座席数を増やしている。同型機の標準座席数は162席なのに対し、チェジュ航空機は27席多く、189席にしている。機内食は、おにぎりと飲み物のみ。機内食を簡素化することにより、一回のフライトで数十万円のコスト削減になるという。着陸したら、乗客が機内に残っているにも関わらず、乗務員はトイレ掃除などを開始し、次の搭乗準備を始める。地上では、すぐに整備士が機体の点検をし、給油も行われる。国内線で大手航空会社が離陸に要する時間は平均1時間ほどだが、チェジュ航空は30分以内。チェジュ航空の飛行機は、全てボーイング737−800型で、座席数も全て同じだ。複数の機種をかかえる大手に比べ、機種を絞ることで部品や整備マニュアルなども統一される。整備の専門性も高まり、より安全に運航できるという。チェジュ航空機は、大手よりも1.5倍の稼働率で運航している。チェジュ航空機のある一日のフライトをみると、午前6時55分にソウルを出発し、午後9時50分にソウルに戻るまで8路線。実働の総フライト時間は、約10時間だった。ヤン常務は「飛行機は空にいるべき。地上にいては駄目。

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