

2011年10月21日
シリーズ『復活!日本の成長力』。パン用の小麦・強力粉の国内自給率はわずか1%。これまで、外国産に依存してきた。日本の場合、食パンに適した小麦ができないといわれてきた。こうした現状を打破すべく開発された小麦の新品種“ゆめちから”。現在、うどん用の小麦・中力粉は、国産品が供給過剰な状態だ。その需要と供給がねじれた状態をゆめちからが解消する。ゆめちからは、超強力粉の特性を持つ。それを余り気味の中力粉とブレンドすることで、不足している強力粉を生み出す。この秋から、北海道各地の農家で1000ヘクタールの本格的な作付けが始まった。製パン会社・農家などが協力し合ってゆめちからの普及を目指す。国内の食糧事情を一変させる新たなプロジェクトを経済ジャーナリストの財部誠一氏が取材した。