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2012年12月24日

看護師“格差”広がる福島

福島第一原発から25キロ、福島県南相馬市にある大町病院は、総合病院として、長年、地域に暮らす人たちの医療を担ってきた。原発事故によって、100人いた看護師が一時17人まで激減。現在、県外からの応援やボランティアなどによって、看護師の数は徐々に増えつつある。ところが、原発事故から1年9カ月が過ぎ、看護師を必要とする状況は、より深刻になっているという。南相馬市では、去年9月、緊急時避難準備区域が解除されたことで、約5000人の住民が戻った。しかし、放射線への不安から、若い世代は少なく、大半が医療を必要とする高齢者だ。さらに、今後も帰還者は増える見込みで、拠点病院の存在がさらに重要になる。実は、福島県全体を見てみると、看護師の数は、震災前とほぼ同じまでに回復している。不足に悩むのは、多くが原発から近い地域、いわゆる相双地域の病院だ。看護師をめぐり、福島県内で大きな格差が生まれている現状を取材した。

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