を生み出すことができます。編曲者のザック・ジンガーはニューヨーク在住の尺八奏者。実はサックスやクラリネット、フルートも演奏するというマルチ楽器奏者です。メタル尺八の音色はフルートやリコーダーを思わせつつも、やはり
による「ネッラ・ファンタジア」。「クラシックギター一本で歌うのは初めて」とおっしゃるToshlさんでしたが、のびやかでパワフルな歌唱と情感豊かなギターが無理なくひとつに溶け合っていました。エンニオ・モリコーネが作曲した「ネッラ・フ
と強いようです。 最後に演奏されたのはベルリオーズ作曲の「幻想交響曲」より。本来なら100名規模の大編成によるカラフルでド派手な曲を、あえて黒幕楽器だけで演奏してしまうという逆転の発想です。一大スペクタクルが親密な音楽
れほど大きなドラマが凝縮されているかが伝わってきます。甘言で子供をたぶらかす魔王がなんとも怖いですよね。 フルートの多久潤一朗さんはまさかの一人五役。フルートを吹きながら、歌までうたえてしまうとは。「ガーシュウィン・
内楽編成での演奏。一般的な弦楽四重奏にコントラバスが加わった編成です。エレガントで透明感があって、でもパワフルなアレンジは、エルサのキャラクターにぴったりだったのでは。弦楽器のピッツィカート(弦を指ではじく奏法)も、
。同じ楽器の奏者でもファーストとセカンドではずいぶんと役割が違うものですね。 一般的なオーケストラでは、同じフルート奏者であってもファーストは常にファーストのパートを吹き、セカンド奏者は常にセカンドのパートを
てくれました。これは文句なしに楽しい! 村治佳織さんと村治奏一さんが演奏したのは童唄「ずいずいずっころばし」と「ふるさと」。2台のギターが生み出す温かくまろやかな響きが、曲のノスタルジーをいっそう際立たせていたように思
が、なるほど、どこに連れていかれるのかわからなくなるような曲調はそのためだったんですね。ヴァイオリン、チェロ、フルートを中心にした編成が生み出すサウンドは、パワフルでありながらもエレガント。ほのかなノスタルジーが漂
たらと想像して、南米のリズムにアレンジしたのが今回の演奏です。いろいろなリズムの移り変わりを楽しめるカラフルな「ボレロ」で、ラテン的な心地よいムードが漂っていました。 「ダンシング・クイーン」はスウェーデンのコーラス・グル
けるようなまろやかな音色まで自由自在。しびれました。 「ヘラクレス」の「ゼロ・トゥ・ヒーロー」では、清水美依紗さんがパワフルでのびやかな声を披露。エリックさんもおっしゃっていましたが、あれだけ管楽器の人数が多い編成にボーカル