ガルト・フォン・ビンゲンの「おお、智慧の力よ」という曲。ヒルデガルトは作品が現在でも演奏される最古の女性作曲家と言えます。今回はメタル尺八や民族楽器を加えたマルチカルチャーなスタイルのアレンジで演奏されました。それに
ヴァイオリンはだれが弾くかが肝心。高嶋さんの技術があったから、数万円のヴァイオリンが美しく鳴り響いたとも言えます。 最後の「天国と地獄」序曲は、通称「フレンチカンカン」として知られる名曲。振付までついて、華麗なショーになっ
の場面で高らかに鳴らされるのはいつもトランペット。だから「ロッキー」のテーマは、音楽が勝利を予告しているとも言えます。 映画「ハリー・ポッター」のチェレスタの音色には、どこか現実離れした雰囲気があります。チャイコフスキーは
かったと思います。なにより演奏姿のにこやかさがいいですよね。聴いている人がハッピーになれるヴァイオリンと言えばいいでしょうか。バンドのメンバーを引き込む力もあって、得難い資質を感じさせます。 そして注目の結果発表
されることになりました。もちろん、クラシックで使われることもあります。サックスはジャンル問わずの万能選手と言えるでしょう。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメント(0) 記事URL mixiチェック ツイート 投稿日:2020年06月13日 10:30 今週
会者です。ミッキーマウスの耳を頭に付けて、子供たちと一緒に歌をうたったりギターを弾いたりしていて、日本風に言えば「歌のお兄さん」のイメージに近いかもしれません。まさか自分が作った「ミッキーマウス・マーチ」が半世紀以上経
が生まれてくるのでしょう。演奏を通じてプレーヤー同士が対話するという点では、ポップスもクラシックも同じと言えるかもしれません。 「題名プロ塾」第2弾も、引き続き葉加瀬さんの講師で開催されます。次はいったいどんな才能と
ト家の対立が、ジェッツとシャークスの対立に置き換えられています。ですからこの作品自体が古典のリメイクとも言えるのですが、不朽の名作になったのはなんといってもバーンスタインの音楽の力があってこそでしょう。 バーン
るなど、新しいアイディアが試されました。「バーバ・ヤーガ」とはロシアの民話に登場する子供を喰らう怪異で、日本風に言えば山姥のこと。臼に乗り、片手に持った杵で臼を急き立てながら追いかけるという怖い山姥なのですが、エレキギ
ですが、これも「カッチーニのアヴェ・マリア」と同様に、古楽についての情報が少ない時代に広まってしまった作品だと言えます。 それにしても偽バロック音楽を、本物のスペシャリスト集団であるバッハ・コレギウム・ジャパンが演奏して