となった曲。ひとつの曲の中にいろんなスタイルの音楽が混在する難曲で、原田さんいわく、「オペラのようにいろんな物語がある」。Toshlさんは名曲から起伏に富んだドラマを紡ぎだしてくれました。 収録は3月9日、東京オペラシティのコ
タテインメントに仕立ててお届けいたしました。 1940年、クラシック音楽の名曲にアニメーションが添えられた8つの物語からなる映画「ファンタジア」が公開されました。演奏は往年の大指揮者レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデ
督の「ニュー・シネマ・パラダイス」。シチリアの小村を舞台に少年と映画技師との交流が描かれます。モリコーネの音楽は物語にふさわしく強烈なノスタルジーを喚起しますが、映画を離れて純粋に音楽だけを聴いても、やはりしみじみと
セサイザーによってSF的なイメージの楽曲に生まれ変わっていました。チェリストの宮田さんが「このアルバムから物語性を踏まえた音楽表現を心がけるようになった」とおっしゃるのには納得。冨田さんの「惑星」には、まるで宇宙空間
苦境に立たされた際、作曲家ストラヴィンスキーは7人編成の小アンサンブルと朗読、ダンサーで上演可能な「兵士の物語」を作曲しました。これは感染対策というよりは経済的に可能な小編成を意図したものですが、たまたま7人とい
超名作オペラ「カルメン」です。スペインを舞台に、魔性の女カルメンがマジメな男ホセの運命を狂わせるという悲恋の物語。情熱の国スペインのムンムンとしたムードが管楽器のアンサンブルから伝わってきます。思わず膝を打ったの
「ドラクエ」シリーズ全体のテーマ曲というべき名曲。映画のオープニングテーマやオペラの序曲と同じように、音楽で物語の世界観を伝える大切な役目を担っています。「ドラクエ」の舞台は騎士、戦士、僧侶、魔法使いがいる古いヨーロッ
したものです。田舎の富農の息子が都会の見知らぬ女(アルルの女)に恋をしたことから身の破滅を招くという悲しい物語なのですが、「ファランドール」は元気いっぱいの踊りの音楽。ビゼーが早世した後、親友のギローがオーケストラ用
、Cocomiさんが転調の多さや曲調の変化がストーリーに合っていることを挙げていました。ほのぼのとした絵柄に反して、物語世界が大人の心にも響くテーマを扱っていることを、あたかも音楽で予告しているかのよう。フルート、箏の透
・ギュント」の一曲が「山の魔王の宮殿にて」。この魔王とはトロールの王のことなんですね。トロールはトールキンの「指輪物語」などファンタジーにも登場しますが、日本ではRPGゲームの「ドラゴンクエスト」をきっかけに広く知られるよう