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いよいよ冬季五輪が開催されるバンクーバーに入りました。
到着してすぐに、空港から大型バスに乗り込み、
各競技が開催される「競技会場」の見学ツアーを行いました。
まずは、スピードスケートが開催される「リッチモンドオーバル」 |
©IOC2010
フィギュア・ショートトラック会場 |
このリンク、
事前の情報ではいわゆるスピードの出にくい「低速リンク」と言われていました。
しかし実際は、リンクは硬く、
スピードが出やすい高速リンクに近いと、日本の選手たちは話しています。
現地の報道で知ったのですが、高速リンクで有名なカルガリーから、
わざわざ専門の製氷職人を招いて、
リンクの温度を下げるなどの工夫が行われたそうです。
ここでスピードスケートを担当する宮嶋アナは、
途中下車し、取材に向かいました。
9時間近いフライトのあと、
空港から直接取材に向かう宮嶋アナの気迫、さすがです。
続いて向かったのはカーリングが開催される「バンクーバーオリンピックセンター」。 |
©IOC2010
カーリング会場(テントの奥) |
まだ会場の設営中でしたので中には入れず、外観だけの見学となりました。
ちなみに、カナダではカーリングは国技として位置づけられる、
非常に人気がある種目です。
カーリングの競技人口は、
世界全体で約130万人近いと言われていますが、その中で、
カナダの競技人口はなんと約40万人。
金メダル最有力候補として
今大会もカナダ国内で非常に注目されている種目となっています。
続いて向かったのは開会式と閉会式が開催されるBCプレイス。 |
©IOC2010
ディレクター陣・技術陣も一緒に見学 |
今回の開会式と閉会式はいずれも室内で開催されます。
BCプレイスは収容人員6万人のドーム型競技場となっています。
外観は東京ドームに似ています。
厳重な警備体制が敷かれており、少し離れた位置からの見学となりました。
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©IOC2010
新日本プロレス東京ドーム大会を彷彿とさせる大西アナのファイティングポーズ |
次に向かったのは
フィギュアスケートとショートトラックが開催される「パシフィックコロシアム」
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©IOC2010
フィギュア・ショートトラック会場 |
市内の外れにあり、すぐ近くは住宅街となっています。
収容人員は1万4千人。
日本同様、カナダでもフィギュアスケートの人気は高く、
我々報道陣もチケットを持っていないと会場には入れません。
現地の新聞でもフィギュアスケートの記事は大きく掲載されています。
次に向かったのは、
モーグルやスノーボード、スキークロスが開催される「サイプレスマウンテン」です。 |
サイプレスマウンテン中腹からはバンクーバー市内を一望できます |
サイプレスマウンテンは、バンクーバー市内から車で30分の位置にあります。
世界中の報道陣が集まるIBC(国際放送センター)からは距離にして27キロ。
雪不足の影響から、会場設営が遅れており、
この日も実際の会場には入ることができませんでした。
サイプレスマウンテンの中腹までしかいけませんでしたが、
雪どころか、春の芽吹きを感じる陽気でした。
今大会も現場の臨場感にこだわってアナリポの更新に励みます。
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