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2006年12月19日

感動絶景!第7弾 世界遺産・厳島神社 晩秋の宮島を超低空カメラで撮った

感動絶景!第7弾 世界遺産・厳島神社 晩秋の宮島を超低空カメラで撮った

世界でただ独り。モーターパラグライダーで超低空撮影をする矢野健夫さん。今回の舞台は世界遺産、厳島神社。晩秋の宮島を飛んだ。


周囲30km、日本三景のひとつ「宮島」。島の入口には高さ16mの大鳥居。海に建てられた神社として世界に知られた厳島神社がある。平安時代に平清盛が今の社殿の原型を作り、その後、本殿は毛利元就によって改築された。塩の満引きで表情を変える厳島神社は、時を超えて人々の心を惹きつけてきた。「紅葉だけではない日本の景色がある。特に宮島は意味があるところだから。それをどう撮れるか・・・」
厳島神社が最も映えるといわれる満潮の海。そこには大鳥居から伸びる参道のような一筋の光が。矢野さんは光に向かって飛び立った。


寝殿造りの神社を飛ぶと、一際目につく五重塔。その隣に建つ千畳閣は豊臣秀吉が手掛けたものの、その死によって完成を見ないまま今に残されている。厳島神社を抜けると、宮島の景色は一変する。
砂浜と断崖が連続する海岸線。透き通るような海の中にはいくつもの岩が転がっていた。


海上に浮かぶ大きな岩の上に建てられた包ヶ浦神社が見えてきた。古くから島そのものが信仰されてきた宮島の周囲にはいくつもの小さな神社が祀られている。海上には広島特産の牡蠣のイカダ。これから冬にかけて旬の季節を迎える。そして海岸には積み上げられた牡蠣の殻の残骸に隠れるよう、日露戦争の頃に作られた砲台跡が見える。宮島のもうひとつの歴史があった。


海岸から島の奥へと入っていく。そこに広がるには秋の景色とは思えない新緑のような森。一面を覆いつくすシダが思いがけない色彩を放っていた。宮島には700種類を超える木々が自然のまま残されている。宮島の霊峰・弥山。その頂上には大きな岩が連なり、瀬戸内海に浮かぶ島々を見下ろしている。手付かずのまま群生するアカマツ林。宮島ならではという不思議な空間を作り出していた。
これが、矢野さんが撮りたかった宮島。

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