

2011年9月23日
福島第一原発の事故をきっかけに、全員が離れ離れになった家族がいる。松本さん一家が暮らしていたのは、福島第一原発から15キロの楢葉町。原発事故の翌日、家族4人は、着の身着のまま逃げ出したきり、戻ることはできなくなった。現在、父親は、南相馬市の商工会で休廃業した地元の会員企業のために相談業務を続けている。母親は、家計を支えるため、横浜市の保育所に勤め、82歳の祖父は東京都内の親戚の家で療養中だ。そして、長女で高校3年生の友子さんは、いわき市内で一人暮らしをしながら高校に通う。東日本大震災から半年。家族が再び一つ屋根の下で暮らせる日は来るのだろうか。4人の“いま”を取材した。