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2012年9月6日

いじめ悲劇防ぐために・・・2学期は特に注意

いじめ悲劇防ぐために・・・2学期は特に注意

いじめが原因とみられる自殺が後を絶たない。いじめの悲劇を防ぐためには、どうしたらいいのか考える。『全国いじめ被害者の会』の大沢秀明さん(68)は、いじめは、2学期に激しくなることが多いと指摘する。実は、16年前、大沢さんの息子もいじめられ、2学期にはエスカレート。最後は、多額の現金を要求され、自殺した。大沢さんは「1学期は下調べ。言葉、暴力を親や先生に訴えたりしたら、『もっとひどくやるぞ』と言う。それに応じた無抵抗な人たちを2学期に仕上げていく。もっと過酷になっていく」と話す。

大阪府河内長野市では、2学期を前に地元の小中学校の教師たち39人が研修会を開いていた。講師であるNPO法人『ジェントルハートプロジェクト』の小森美登里理事(55)も14年前、愛娘をいじめで失っていた。「大人は子どもたちに『何かあったら相談しなさい』と言うけど、なかなか子どもたちは相談しない」と話す。小森さんは教師たちに、子どものころ、自分自身が体験した辛い思い出を語らせた。参加した教師たちからは『小学校のときにクラスの子から無視された』『中2のとき、7人に囲まれて暴力を受けた』『負けたくないという気持ちが強かったから、自分で解決しようとした』『母に心配かけたくなかった』などの声が上がった。小森さんは、子どもと信頼関係を築いたうえで、何気なく声をかけることが大事だと訴える。「いじめられている子に『大丈夫か』と聞いて、『え?何のこと』と言ったら、その子は大丈夫。でも『大丈夫です』と答えた子は、質問されたことに心当たりがある子」だという。研修会終了後、参加した先生は「自分はどうだったんだろう。今日は子どもたちを思い浮かべて、だいぶ考えさせられた」と話す。

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