――久々のスマステはいかがでしたか？
ずいぶんリニューアルしましたね。でも前の時もそうでしたけど、きちんと全体がまとまっていていいなぁと。今回も楽しかったですよ。ベラベラも今の形の方が面白いですね。前は会話じゃなくて、ホントに対決って感じやったんでしょ。トーキングの方が気楽な感じでやれると思いますね。。

――香取編集長の英語は、以前と比べていかがでしたか？
凄くなってる！　この前は焦っちゃって“ワケわかんない”って感じになってたけど、今回は全然焦ってなかったんでね。これはもう喋れる一歩前ですよ。香取くんもずっと「喋りたい」って言ってるでしょ。その姿勢がええんやと思いますね。

――今回はいつも以上にセカイノニュースを紹介しましたが、特に気になったものは何ですか？
マイケル・ジャクソンのニュースかな。もうちょっと盛り上がって喋るのかなって思ったんやけど…。僕はああいうエンターテインメント方面のニュースに興味があるんで、映画関係の話なんかも引かれましたね。「ラスト・サムライ」も見ますよ。たいがい、ああいう話題作って意外とちゃっちいのが多いけど、津川（雅彦）さんも「凄くいい」って仰ってたんでね。

――スポーツなんかだと長谷川さんをはじめ、多くの日本人選手が世界の大舞台で中心となって活躍されてますけど、今度は日本人俳優がハリウッドの中心にどんどん進出していく番なのでは？
でも俳優さんは大変ですよね。言葉で勝負しなきゃいけないですから。僕らは言葉はそれほど重要じゃなくて、肝心なのはプレイという…。そういう面で、進出のしやすさに多少差があるかもしれないですね。

――では今年、スポーツ関連のニュースで気になったものは何でしょうか？
大リーグでボストンとヤンキースがやりやったんで、人事なんですけど…って人事かい（笑）。

――メジャーに行っている日本人選手同士での交流ってあるんですか？
ありますよ。食事とかは行かないですけど、僕も松井（秀喜）くんと喋りますし。松井くんと佐々木（主浩）さんは食事に行ったりしてるね。僕はイチローくんと違うチームの時から、そういう交流はありましたし……結構、日本人同士で会えば固まったりしてますね。

――長谷川さん自身のこの1年はいかがでしたか？
あっという間でしたね。それだけ楽しかったというのはあるんですけど。球団記録（28回2/3イニング連続無失点）を達成したこともそうですけど、オールスターが一番印象に残ってるかな。30人しか選ばれない中に入れたんで、嬉しかったですね。打たれたけど（笑）。

――気が早いのですが、'04年の具体的な目標などは決めてらっしゃいますか？
いや、1年1年楽しんでやるだけなんで、どんなシーズンになろうと楽しんでやるだけですね。そういう気持ちがあれば、いい結果を残せると思うし。とにかく楽しんで、Have fun！　で。

――番組中に、移籍を匂わすような発言もありましたが…。
あの話の展開はうまかったなぁ（笑）。正直言って、そのへんはまだきちんと考えてないんですけどね。シアトルに残りたいっていう気持ちもあるんですけど、今度が長い契約をもらう最後のチャンスなんで、全部の球団に聞いて回って、「欲しい」と言ってくれるところがあるか確かめたいんですよ。ま、2月後半には決まってるんと思うんで、楽しみにしてて下さい。