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悪化してもなかなか目立った自覚症状が出ない肝臓。
その機能が低下していく「肝炎」である可能性をチェックしましょう。
最近、海外旅行に行った。
恋人がいっぱいいる!
ピアスを開けたり、タトゥーを入れたことがある。
毎日、お酒を欠かしたことはない。
ところが急に、酒に弱くなった。
脂っこいものが食べられなくなった。
風邪かな? と思う症状に襲われる。
とにかく体がダルい。
小便の色がかなり濃い。
白眼がちょっと黄色い。
1〜4のどれかにチェックがついて、5〜10で1つか2つチェックがつく:症状により医師に相談しましょう。
3個以上:肝炎の可能性大。すぐに内科・消化器科を受診しましょう。
 栄養素からエネルギーやタンパク質を合成する「代謝活動」、アルコールやアンモニアなど体に有害な物質を分解する「解毒作用」、胆のうに運ばれる消化液「胆汁の生成」などを担う肝臓。その肝臓に炎症が起こり、肝機能が低下していく病気が「肝炎」です。肝炎を引き起こす原因はウイルスとアルコール。

特に、ウイルス性肝炎は全患者の8割を占めています。ウイルスの種類によって「A型肝炎」(飲食物から感染。特に海外旅行先での生物や生水、ドリンクの中の氷から感染)、「B型肝炎」(血液や体液から感染。特にSEXでうつるケースが多い。不衛生なピアスやタトゥーの針も注意)、「C型肝炎」(輸血や注射針の使い回しが主な感染ルート)などに分けられます。「肝炎」の発症パターンは3つ。急に発病し、比較的早く治る「急性肝炎」、症状が長引いて容易に完治できない「慢性肝炎」、激しい肝機能障害を起こして死亡リスクも高い「劇症肝炎」です。

 主な症状としては体のだるさ、食欲不振、発熱など風邪に似た症状、酒に酔いやすくなる、吐き気や嘔吐、体のかゆみなど。また、白目や皮膚が黄色くなったり、尿の色が濃くなったり、黄疸の症状が出る場合もあります。
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