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「真矢さんがトップスターになる前に、もうボクらはステージをやってたんだ…」と、ビックリしたという香取編集長(「編集後記」参照のこと)。今週は、もちろん宝塚歌劇団特集を見ての格言です。「実はボクも、それほど宝塚のことを知らないはずなのに、どこかで宝塚を意識しているんですよね。いまだに、ステージの階段を降りるときのイメージは宝塚ですからね。きっと、ちっちゃいころに振り付けの先生とか事務所の方に言われたんでしょうね。『宝塚の人たちは大階段を降りるとき、下を見ないんだ!』って。それが頭のどこかにずっと残ってるんでしょうね。震災のときの話で、演出家の方がおっしゃっていましたよね。『こんなときに舞台をやってていいのか、って思った』って。それでもお客さまが見に来てくれて…。きっと、そのときに舞台を見た人は、みんな笑顔だったと思うんですよ。気持ちが滅入ってるときとか、悲しい気分のときに、少しでも安らいでくれたりする瞬間を作れる、というのがエンターテインメントの凄いところでもあるんじゃないかな、って思いましたし、そういう仕事に自分も関わっているんだな、と思うと、身が引き締まる感じがしました」。いまでも関西や新潟など、大きな災害にあった場所を訪れると、「何か少しでも力になれればいいな、って思う」という編集長。その思いは、きっと伝わっているはずです。 |
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(香取慎吾編集長) |
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