――普段から見ていただいているという「スマステ」に、実際にご出演されていかがでしたか？ 外国人の方々が、スタジオにいっぱいいらっしゃるじゃないですか。あの方たちが、国民性なんでしょうね、盛り上げるでもなく、盛り上げっていて。拝見しているときも、明るくて、凄く集中力の高まる生放送っていう印象があったんですけど、「あのパワーは、こういうところからも来ていたんだ」って。凄く楽しかったです。自然体で、楽しめました。 ――香取さんとも、VTR中などかなりお話をされていましたね。 そうですね。ほかの番組で、お世話になるときなんかでも、いろいろと話しかけてくださるのが香取さんなんですよね。オフの日の過ごし方とか、ラフに話してくださって。香取さんって、とても自然体な方じゃないですか。ですから、今日もその自然な風を浴びてやらせていただきました。ありがたいですよね。 ――「宝塚特集」の第2弾は、いかがでしたか。VTRの出来を褒めていただいていましたが。 ホント、よく出来てましたよ。資料としてほしいですね、本当に。私自身、宝塚にいるときに、劇団の歴史についていろいろと勉強はしていたんですけど、実際に、当時の映像は見ていないんですよ。あれだけ過去の映像を見たのは、初めてです。めちゃめちゃレアな映像ばかりでしたね。よく、宝塚も出したなって思うくらい。 ――現役、OGの劇団員の方はもちろん、大道具さんをはじめ、裏方さんが紹介されるのも珍しいことらしいですね。 そうだと思います。あの裏方さんたちは、身内感覚で、寝ずの作業になっても、無理を聞いてくれるんですよ。彼らの仕事ぶりは、早いし、素晴らしいし、マジックが多いですよね。どんな大きなハプニングがあっても、必ず初日には間に合わせてくれますから。 ――「回り舞台」も、素晴らしいと絶賛されていましたね。 宝塚から外に出て、いろんな舞台でお世話になったり、拝見もしていますけど、「回り舞台」の技術は、劇団が誇っていいものだなと思いますね。 ――退団から今年で8年目の真矢さんが、今日のVTRをご覧になって、改めて思われたのは、どんなことでしたか？ やっぱり、あの劇団に出合ってよかったし、あそこを出られたことがよかったなって思いましたね。退団から8年なので、かなり客観的に見ることができるんですよ。中にいたときには見えなかった、素晴らしさとか、あそこがあって今があるということも感じました。今日、作っていただいたVTRが、自分的な総集編のようにも見えました。 ――ご自分の映像はいかがでしたか？ 急に出てくるんで、ビックリしましたけど(笑)、自分のものはあまり見ませんし、見直すこともありませんので、新鮮でしたね。 ――最後に。「宝塚を見に行きます」と宣言されていた香取さんへメッセージをお願いします。 香取さんの着眼点って、シンプルで、純粋な目を持つ方らしい上質さがあると思うんですよね。その視点で、歌舞伎の男性だけの世界、宝塚の女性だけの世界を覗いてみたら、絶対にイメージの世界が広がると思うんですよね。香取さんのスター性の一面に、そういうところの何かが、スパイス的に振りかかっていい結果をもたらすと思いますので、ぜひぜひ、ご覧になってください。おすすめの舞台です。 (真矢みきさん)

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