とんどオーケストラといってもいいくらいの音の厚みが出てきますね。 「威風堂々」の作曲者はイギリスのエルガー。行進曲として書かれた曲ですが、中間部のゆったりしたメロディが特によく親しまれており、この部分のみを取り出し
れぞ本場ウィーンの香り。ウィーン・フィルの名奏者たちが楽しい演奏を披露してくれました。 一曲目の「ラデツキー行進曲」は、元日のウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートで、アンコールの最後に演奏されるおなじみの名曲。指揮者が
「テーマと同じコードで演奏する」という約束事がちゃんとあったんですね。「マック・ザ・ナイフ」の演奏では、一定のコード進行もに従って、メンバー間でアドリブを回していく様子がよくわかりました。みんなで一緒に演奏する場面があ
きが意外にもマッチしているのにびっくり。オーボエの愁いを帯びた音色も印象的でしたね。「春の歌」と「さくら」が同時進行した後、最後はフルートからメンデルスゾーンの歌曲「歌の翼に」が飛び出して思わずニヤリ。 第3楽章はヨハン・シ
行」をチェロで速弾きするだけでもすごいのですが、まさか電動立ち乗り二輪車上で弾いてくれるとは! エルガーの行進曲「威風堂々」第1番では、耳だけでなく目も楽しませてくれる華やかなステージがくりひろげられました。 ラン・ラン
ーが込められていると思います。服部さんの演奏はニュアンスが豊か。作品の奥行きを一段と感じさせる演奏で、曲が進むにつれて次第に白熱してゆく様子は圧倒的でした。 佐藤さんは難関として知られるミュンヘン国際音楽コンク
ッシーニはオペラで大ヒットを連発して、大儲けをしたあげく、早々に作曲から引退してグルメの道をまっしぐらに進んだというキャリアの持ち主。道楽をとことん突き詰めるタイプだったんですね。ですから、「2匹の猫の滑稽な二重
るようなピアノばかりでしたが、大きく分けると、既存のピアノを普通ではない方法で用いたものと、楽器そのものを進化させたものがあったと思います。 普通ではないピアノの使い方で、もっともインパクトがあったのは、「ピアノ・ヴァ
の有名なピアノ協奏曲第2番と同時期の作品。ラフマニノフ得意の鐘の音を思わせる荘厳な響きによる輝かしい行進曲でした。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメント(0) 記事URL mixiチェック ツイート 投稿日:2021年02月20日 10:30 番組放送
いての指摘がありました。それでも葉加瀬さんのステップを踏みながら演奏するというレッスンを受けると、格段の進歩を見せます。嶋田さんは音楽にまっすぐな力強さがあるのがいいですよね。オブリガートは壮大かつ華麗で、聴い