わたってくりかえし登場するのが、「運命の動機」として知られる「タタタターン」のリズム。打楽器だけで演奏しているにもかかわらず、なんと、ちゃんとメロディが聞こえてきます! 各々の打楽器がソロを披露する様子は、まるで協奏曲のカ
ましくなった姿を見せてくれました。 受講生のトップバターは加藤光貴さん。勢いのある演奏で、オブリガートがとてもカッコいいと思ったのですが、プロ側からは「オーケストラのリズムと合っていない」「オブリガートで音の数が多す
び出して、想像以上に色彩感豊かな音楽になっていました。3人の演奏から張りつめた雰囲気が伝わってきて、なんともカッコよかったですよね。 ドビュッシーの「亜麻色の髪のおとめ」の原曲は、前奏曲集第1集に収められたピアノ独奏
シマ唄をお楽しみいただきました。 言葉も違えば、歌唱法も独特で、強烈に異文化を感じさせる音楽なのですが、それにもかかわらずどこか懐かしさを感じさせるのがシマ唄の不思議なところ。心の琴線に触れる歌声をたっぷりと味わ
目の「カッサンドラ」。カッサンドラは悲劇の予言者として知られています。アポロンに愛され、予言の能力を授かったにもかかわらず、求愛を拒んだことから怒りを買い、予言が決して信じてもらえない呪いをかけられてしまいます。トロ
で、桜の花に春の情景を託した名曲は数知れず。桜が開花する時期は南は3月下旬、北は5月上旬くらいと、日本全国でもかなりばらつきがあります。その土地ごとに春の到来を実感させてくれるシンボルとして、桜ほどふさわしいもの
パクト抜群。このようなスキャットの活用は「宙明サウンド」の大きな特徴になっています。 「野球狂の詩」の「チュチュチュ」もかなり意外性のあるスキャットだったと思います。このアニメは女性プロ野球選手の誕生という斬新なストーリ
大会から、今週は全6組中の3組をご紹介しました。 トップバッターはJR貨物音楽部のみなさん。勤務地がばらばらにもかかわらず、こうしてひとつになって活動を続けている姿から、音楽への情熱が伝わってきます。それにしても会社
ース(平和)と鳴くのです」とメッセージを述べて、「鳥の歌」を演奏しました。このエピソードが広く知られているため、今でもカザルス編曲の「鳥の歌」を聴くと、そこに平和への祈りを感じ取らずにはいられません。 飯尾洋一(音楽ジャーナリス
楽。この瞑想的な第2楽章と、喜びがはじける第3楽章のコントラストは実に鮮やか。オーケストラが立奏しているのもカッコよかったですよね。生命力と高揚感にあふれた見事な演奏でした。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメント(0)