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やった!金メダル<宮嶋・小松・武内・清水> |
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武内絵美
荒川選手、金メダルおめでとうございます!!
あのサーシャコーエン選手ですら緊張を隠せない大舞台でしたが、私は何故だか落ち着いた気持ちで荒川選手の演技を見ることが出来ました。
今日の荒川選手のオーラが、そうさせてくれたのかも知れませんね。
ジャンプがどうだった、などそういうことではなく、
4分間がひとつの作品になっていて、ズバリ「氷上の芸術」でした。
様々なドラマがあった今回のトリノ五輪。
日本初のメダルが「金メダル」だなんて、嬉しすぎます☆ |
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清水俊輔
最高の舞台で最高のパフォーマンスをする人は、スゴイ。
荒川静香は、まさにそういう人だ!!
初めてやってきたオリンピック取材。
日本選手にメダルがなくても、本当に刺激的な毎日。
それでもやっぱり・・・、メダルが見たかった!!
荒川選手のおかげで、トリノの記憶がより一層、何倍にも鮮明になることでしょう。
素晴らしい演技をありがとう!
今はもうそれだけ。
荒川選手、本当におめでとうございます!! |
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小松靖
トリノのテレビ朝日スタッフルームは、歓喜に沸き返りました!
金メダルに輝いた荒川静香選手の演技!本当にすばらしかったです。
感動で涙が出そうになりました。
現場で取材していると、メダルを取った選手にも取れない選手にも、
同じだけの苦労や努力があることがよく分かります。
それが結果につながる理由が、実力の差であることもあれば、
ちょっとした運の良し悪しだったりということもあります。
日本の選手に限らず、オリンピックとは、その一瞬で結果を出さなければ
もう4年後までチャンスはないという意味において、
なんて残酷なんだろうと思います。
でも、だからこそ、本番の舞台で結果を残せるアスリートが
本当にすごいのだということを改めて実感しています。
技術、精神力、そして運をも持ち合わせ、味方につける。
我々には、想像もできない世界がそこに広がっている感じがします。
今回トリノで、その世界の一部を少しでも垣間見ることができて、
なんてラッキーなんだろうと思います。
そして、それを見せてくれた選手のみなさんに心から感謝の気持ちでいっぱいです。
荒川静香選手、金メダルおめでとうございます!!
そして、ありがとうございました!! |
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宮嶋泰子
冬の五輪で日本女性が金メダルを獲るのは、長野五輪の里谷多英選手以来なのですが、あの時は、金メダルが突然降ってきたという感じがあり、なにやら信じられないような気分でした。
しかし、今回は違います。
テレビ朝日のトリノワーキングルームでは、スタッフ全員が、息を呑みながら、一つ一つの技の成功を祈りながら国際映像を見つめているのです。
荒川の動きにあわせて部屋の空気が動いていました。
金メダルを期待され、それを自らもぎ取る力。
私はこのトリノ五輪でスピードスケートを取材しながら不思議に思っていたことがあります。
この大一番でなぜ欧米の選手たちが自分の130%以上を出せるのか。
日本の選手は無欲すぎるのはないか。
笑顔からアドレナリンワールドに一瞬で移行する集中力、勝利への執念の強さがスピードスケートの場合、勝敗を分けるのではないかと感じていたのです。
ところがフィギュアではどうでしょう。
今回は自分の演技をすることに集中し、メダルのこともほとんど考えなかったと言う荒川選手が勝利を手にしました。
一方、優勝だけを狙い、ショートプログラムでの2位の成績にも不満の表情をあらわにしたスルツカヤが自らを失い自滅していったのです。
荒川選手は試合後のコメントです。
「この大会にきてから本当にリラックスしています。今朝も散歩をしたし、ゆったりしています。自分の力を出すためには何かを狙ってはいけないと思うので。」
フィギュアスケートのように技の失敗がある種目では、勝ちたいという強い意志は勝利の邪魔になるのかもしれません。
金メダルがほしいという気持ちが強ければよいのか、
無欲がよいのか、
オリンピックは本当に難しい。
13回目のオリンピックでまた頭を抱えてしまいました。 |

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