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2/13 上村愛子選手勇気をありがとう！<小松靖> |
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トリノオリンピックが開幕し、開会式翌日の大会第１日。 |
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試合開始直前緊張にあふれるモーグル会場 |
早速日本勢最初のメダルの期待のかかる、
フリースタイル女子モーグルの予選と決勝が行われました。
里谷と上村、日本の２人のエースの活躍に注目が集まりましたが、
結果は、上村が５位、里谷が１５位でした。
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レース直後の上村選手 |
上村選手が自分の番を終えて２位につけた時点で、
我々報道陣は期待に胸を膨らませましたが、
後続の選手たちにポイントで上回られ、
最終的には表彰台に届かず、
日本メディアからも大きなため息が漏れました。
しかし、試合を終えた上村選手は、
疲れを押してわざわざ山から市内まで下り、
国際放送センターにあるテレビ朝日のスタジオに来てくれました。
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上村愛子決勝を振り返る |
上村選手には、私がインタビューさせていただいたんですが、
一番印象的だったのが、
「今考えると、ミスも確かにあった。かなり悔しい。
でも、たくさん練習した３Dエア（最高難度の第２エア）は
今までで一番気持ちよく飛べた。」と明るい表情で話してくれたことでした。
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３Dエアについて話してくれました |
確かにメダルには届かなかったものの、
結果は３度のオリンピックで最高位となる５位。
もちろん満足はしていないと思いますが、
３Dエアに挑戦してきた苦しい３年間と
その３Dエアを見事成功させた彼女の健闘に、
心から大きな拍手を送りたい、そんな気持ちになりました。
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豚汁に舌鼓 |
最後に、わざわざスタジオまで来て下さった上村選手に、
テレビ朝日より、「おつかれさまでした。」の気持ちをこめて、
出来立ての豚汁をご用意させていただきました。
「幸せです。」を連発しておいしそうに食べてくれた上村選手。
本当に幸せだったのは、
その強い気持ちで最後まで戦い抜く姿を見せてもらった、
私たちだったような気がします。 |
