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2011年12月13日

人里に出没するサルとの闘い

人里に出没するサルとの闘い

三重県伊賀市の中山間地域に、約80匹からなるサルの群れ“瀧群”が出没している。性質が悪くて賢い。棒を振り回しても、網を張りめぐらしても、人間に慣れたサルたちにはまったく効果がなく、集落の農作物を食い荒らす。三重県は、サルによる農作物への被害が全国で最も多く、被害額は1億4000万円(2008年調べ)に上る。この被害を防ぐために、県では今、新たな対策が始まった。三重県農業研究所の山端さんは、伊賀市を中心に5年前から7つの群れ、約500匹のサルを調査している。調査は、サルの首に発信器とGPSを取り付け、その電波を監視する。行動範囲を把握するためだ。12年間にわたり記録を取り続けた結果、12年前は、瀧群の行動範囲は山奥が中心となっていたが、去年のデータを見ると、住宅地や農地のある人里にまで広がっていた。さらに、瀧群が、各集落の収穫時期を把握して移動していることがわかった。サルの群れに関する最新の行動研究と対策を三重県で山口アナウンサーが取材した。

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