2011年12月21日
被災地の“師走”(2)〜進まぬ再就職の現実
東北沿岸部では去年の同じ時期と比べ、失業者が急増している。少なくとも3万7000人以上が、まだ仕事がない状態だ。宮城県の南三陸町を含む気仙沼管内が最も深刻で、失業手当受給者は去年より10倍近くになる。求人は増えてきているが、長年やってきた仕事とまったく違う職種だったり、年齢的にも採用されないケースが多い。一方、緊急対策雇用で瓦礫撤去や役場の臨時職員などの短期の仕事がようやく見つかった人もいるが、それも、早いもので年内いっぱい、ほとんどは来年3月で終了する。被災者の再就職の現状を取材した。