

2012年4月16日
シリアでは、去年3月以来、民主化を求めるデモが各地で発生した。だが、アサド政権は、武力で弾圧し、死者は、去年一年間で少なくとも9000人に上る。弾圧が増すなか、政府軍を離脱する兵士も相次いだ。こうした兵士らを中心に組織されたのが、“自由シリア軍”。自由シリア軍は、いくつかの町をその統制下に置いている。町は、アサド大統領の支配が及ばす、“解放区”と呼ばれている。トルコ国境から約18キロにあるテル・リファトは、その一つである。そして、テル・リファトからさらに南、アナダンの町も反体制派、自由シリア軍が統制下に置く町だ。反体制派にとって、そこはまさに最前線。アナダンから数キロ先のアレッポには、政府軍が展開している。アレッポでは、アサド大統領の民兵組織も暗躍しているという。ジャーナリストの遠藤正雄氏がシリア北部に潜入、“解放区”を取材した。
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