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2012年10月10日

被災地再生への歩み〜黄金色に揺れる稲穂

東日本大震災から11日で1年7カ月になる。宮城県仙台市の若林区を上空から見ると、南北に走る高速道路を挟んで、復旧した農地と手付かずの農地が、残酷なまでに色分けされている。津波によって運ばれた土砂には、ガラスや金属片などのがれきが含まれていた。重機で土砂を撤去しても、細かいがれきはまだ残る。それを、手作業で取り除かなくてはならない。塩分濃度を下げる除塩は、それからとなる。復旧作業を終えて、この春、作付けできたのは、ごく一部だが、被害の甚大な沿岸部を除き、来年の春の作付けに間に合わせようと作業を急ぐ。しかし、地域ごとにばらつきも目立つ。福島県相馬市では、一部で試験的な作付けが始まっただけだ。原発事故などで意気消沈し、作付けをためらう農家が多いなか、試験的な作付けに挑戦した農家がいる。『みんなで、早くおいしいお米を作りたい』という農家の思いを取材した。

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