

2013年8月27日
沖縄の海に大きな異変が起きている。水深1メートルから2メートルほどの浅瀬のサンゴが、色が抜けて、パステルカラーか白っぽく見える。これは“白化”という現象だ。サンゴは、光合成を行う褐虫藻という藻類を共生させて、栄養を得ている。褐虫藻は、海水温が高くなるなど、ストレスがかかると、サンゴから抜け出て、“白化”は起きる。この状態が1カ月ほど続くと、サンゴの種類によっては死滅するという。今年の夏、沖縄は太平洋高気圧の影響で、猛暑が続き、本島を直撃する台風もなかった。沖縄の南の海域では、8月上旬の平均海面水温は30.3度まで上昇。近年では、最も高い水準だった。同じように高い海面水温が続いた1998年は、世界規模で“白化”が起き、沖縄のサンゴも、壊滅的な被害を受けた。失われた自然の回復には、多大な時間が必要だ。恩納村では、サンゴを再生させようと、地元漁協が養殖に取り組んでいる。養殖を続けることで、サンゴの再生を後押ししたいとしている。
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