“近くて遠い国”、永くそう呼ばれてきた韓国の素顔を探る旅に出かけます。 旅の始まりは、首都ソウル。高速鉄道KTXに乗り込むと、車窓は新緑に萌えていました。日本と同じように、四季の移ろいを愛で、旬の味を慈しむ韓国の人々…。似ているようでちょっと違う、違うようでどこか落ち着く、そんな空気が列車を包みこんでいます。北朝鮮国境へ向かう京義(キョンイ)線、ドラマ『冬のソナタ』の舞台を走る京春(キョンチュン)線、さらには豪華観光列車ヘランと、様々な列車を乗り継ぎながら約3200キロ走るうちに、日本には知られていない韓国の本当の姿が見えてきます。お楽しみに!
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