'별총총(ビョルチョンチョン)' (PONYCANYON KOREA PCSD-00302)
霧のかかる山間(やまあい)を、東へと向かうムグンファ号 この日の運転手は朴(パク)さん この道20年になるベテランです 快調に飛ばし続けて、4時間が過ぎたころ 「リリリリリ~ン」 突然、車内の警報装置が鳴り出しました 朴さんは即座に緊急停止ボタンを押します いったい何が原因なのでしょうか… 各所と連絡を取りあい、総点検する朴さん どこにも異常がないことを確認したら、再出発です どうやら誰かが誤って、非常ベルを押してしまったようです 何が起きても、冷静沈着… それが、20年という時が朴さんに与えた、褒美です 何事もなかったように、再び列車は走ります