スマデータ投票
スマメール投稿(1)
スマメール投稿(2)
モバイルサイト
メールマガジン
ケイジバン
番組へのご意見
最新号のTOP

世界初の体細胞クローン動物として1996年に誕生した羊の「ドリー」が、進行性の肺疾患を理由に安楽死させられた、と英・エディンバラのロスリン研究所が14日明らかにしました。6歳でした。同研究所のハリー・グリフィン所長は「羊は通常11歳―12歳くらいまで生きるが、肺疾患は高齢で屋内飼育の羊によくみられる病気」と説明していますが、病気がクローンによる誕生に起因しているのかどうかなどは分かっておらず、今後解剖し、詳細を調べる方針だそう。ドリーは成長した羊から取り出した細胞を使って誕生。1999年の研究で早期老化が指摘され、昨年1月には高齢の羊にみられる関節炎を患っていたことが判明していました。ロスリン研究所によると、ドリーは解剖などの分析を終えた後、エディンバラのスコットランド国立博物館に展示されるそうです。
▲Page Top
米国でも、携帯電話でメールのやり取りをする人が若い人を中心に増えています。が、数字のキーで英文を正しく綴るのは面倒なので、「got to go(いかなくちゃ)」を「G2G」と略したりするのが一般的。しかしそのような略号が携帯メール以外の日常の読み書きにも進出しており、言語学者の中には懸念を示す人もいるそうでです。米国で携帯メールは、テキスト・メッセージングと呼ばれています。略号の例としてはほかに、「laugh out loud(大笑い)」として「LOL」、「by the way(ところで)」として「BTW」などが使われているとか。ウィスコンシン州ハートランドに住むマーガレット・ステットナーさん(13)も、「日常生活でも使ってしまうときがある。学校でノートを取るとき、『You』の代わりに『U』と書いたりとか」と話しています。携帯電話やインターネットの業界団体によると、米国では2001年6月、3000万通のテキスト・メッセージがやり取りされ、2002年6月には10億通に増えている見通し。携帯情報機器の使い方を調べているNYの「ユーポック」社によると、略号をよく使うのは若い人たち。同社の2001年の調査では、携帯電話を使っている人のうちテキスト・メッセージングを使うのは、12-17歳では43%、30-34歳では25%。オックスフォード英語辞典米国事務所の主任編集者ジェシー・シードローワーさんは「このような略号はもともと、パソコンのインスタント・メッセージングで使われてきた」といい、「テキスト・メッセージングが普及すれば、そうした略号が通常の話し言葉や書き言葉にも出てくるようになるのは、自然なことだ」と話しています。ウィスコンシン・ミルウォーキー大学のアレックス・バーグス客員教授によると、「英国やドイツでは、テキスト・メッセージングを使う大人が増えてくると、略号は廃れてしまった」ということですが…。
▲Page Top
キスする時には、右に首を傾ける人が多数派で、左に傾ける人の2倍に上る――。ドイツの心理学者がこのほど、英科学誌「ネイチャー」にこんな研究結果を発表しました。人間は胎児の時から首をどちらか一方に曲げる傾向があり、その傾向は生涯を通じて変わらないとか。独・ボーフム・ルール大学のギュンテュルキュン教授は、胎児や新生児は首を右に曲げることが多いとの傾向に気付き、これが成長後も無意識の行動に現れるのではないかと推測。米、独、トルコの国際空港で124組のカップルをこっそり観察したところ、「右」派と「左」派は約2対1の割合となったそう。同教授はインタビューで、「人間には利き手や利き目をよく使うなど、左右非対称の行動がみられる。首を常に同じ方に曲げる傾向は最も早くから現れ、ほかの行動にも影響を与えている可能性がある」と話しています。
▲Page Top
世界最高峰のエベレスト山(中国名チョモランマ、標高8850m)に、電子メールの送信などができるインターネット・カフェを設立する計画を、地元のシェルパ(登山案内役)が進めています。エベレスト初登頂の50周年を記念し、多くの登山客が予想される今春のオープンを目指すとか。また、カフェの売上金は、問題となっている投棄ゴミなどの清掃活動資金に充てたい、ということです。標高5300メートルのベースキャンプ地にネット・カフェの設立を思いついたのは、シェルパのギャルゼンさん。「世界中から訪れる年間1万9000〜5万人の登山客には、エベレストから家族や友人に電子メールの送信を希望する人が多い」と動機を説明しています。 ネット・カフェは、石造りの小屋に8台のパソコンを設置し、無線を利用した通信網を構築するもので、自家発電機と太陽電池を利用するとか。開店期間は、登山者も多く気候が安定した春から秋を考えているそう。通信設備などはイスラエル製品を利用。現地近くの空港まで輸入した機材を空輸し、最後は家畜のヤクを使ってベースキャンプまで約1週間かけて運ぶことになるそうで、ギャルゼンさんは、「技術的にも運用面でも非常に困難が伴うが、ぜひ実現させたい」と話しています。
▲Page Top
Copyright(C)2003
TV-ASAHI
All Rights Reserved.