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今回は「トリプルX」。おすぎさんの評価はいかに!? |
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今回は香取編集長がいかにも好きそうな!? 映画「トリプルX」(ロブ・コーエン監督)。今、全米で男女を問わず注目を集めているヴィン・ディーゼルがアンチヒーローを演じます。スキンヘッドに首のうしろに彫ったアルファベット“X”――アンダーグラウンドに生きているザンダー(V・ディーゼル)は、命を賭けた“Xゲーム”で裏社会のカリスマ的な存在。そんなザンダーに目をつけたのが、国家安全保障局(NSA)。NSAはザンダーを捕獲して、誰も成功することができなかった危険で、過激な特別任務に就かせることを企んでいました。その任務とは――第3次世界大戦を引き起こして世界を破滅させようともくろむ過激な犯罪集団“アナーキー99”を完全に崩壊させることでした。そのために、ザンダーは“XXX”というコードネームを与えられ…。ほか出演はサミュエル・L・ジャクソン、アーシア・アルジェント、マートン・コーカスら。おすぎさんの評価は?
配給:東宝東和 |
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この映画は絶対に慎吾ちゃんにピッタリね。慎吾ちゃんの頭がそんなに良くないって言ってるんじゃないのね。この作品はどんな頭の持ち主でも大丈夫なの。なぜかっていうと、まずストーリーが簡単。敵を倒す――それだけ。で、スパイ・アクション、ニューヒーローっていう…。こう言ったら身も蓋もないんですけど、今までのスパイ・ヒーローはみんな組織の中に入ってたわけね。「007」シリーズのジェームズ・ボンドだって一匹狼みたいだけど、ちゃんとイギリスの諜報部員になってるわけだから。でも、今回はそうじゃなくて、若いチンピラのリーダーなの。その子が、私たちの想像を超えたすごいスタントをやっているんです。例えば、イヤな市会議員の赤いジープを盗んじゃって、山の中をダァーッと走っていくわけ。で、山頂の方にある渓谷に渡してある橋に猛スピードで突っ込んでいって、欄干を飛び出したところで、自分は車からパラシュートで降りてくるの。ま、それをビデオに撮って、オタクたちに売るという商売をやってる設定なんですけどね。この映画は、そんな男がスカウトされて、テロ集団のいるところに自ら乗り込んでいって潰すという話です。とにかく何が凄いって…敵の本拠地が雪山の中腹にあるんです。そこへ飛行機で向かって、スノーボードを装着した状態でスカイダイビングして降りるのよ。その時はパラシュートがないから、踊るようにして中腹に降りて、滑り始めるの。で、その途中で持参してたダイナマイトをベ~ッと投げると、後ろからバァ~ッと雪崩が起こってくる。その最先端をベ~ッて滑って行くの! 普通だとそういうシーンって、ちょっとだけ見せて終わりだったり、クライマックスだったりするのに、この映画では作品の真ん中で8分流してるのよ。その後、まだまだ話は続くわけ。とにかくアクションが素晴らしいという点と、ヴィン・ディーゼルがとってもチャーミングな点を評価して、値段は3000円です!! |
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