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「それはねぇ、ダイエットが流行ってるからどんどん細くなってきちゃったんですよ」と江守さん。
東京表参道に続々と高級ブランドショップがオープンすることからわかるように、日本は世界の高級ブランドにとって巨大な市場なんです。ということは、逆にこの巨大市場に合った服をデザインする必要があるのです。そこでヨーロッパのデザイナーは原宿や渋谷の若い女性の写真を撮って研究する訳ですが、最近の日本の女性はみんな「細い!」。この細い日本女性を参考に流行を考えるので、自然と世界のファッションの中心が細身志向になり、その影響で海外ブランドの服は細くなってきているとも言われています。モデルはガリガリと言えるほど細くなり、そのモデルにあこがれて必要のない女性までがダイエットに走ってしまう。この女性の世界的ダイエット信仰の震源地は実は日本・特に渋谷周辺とも言えるのです。
ちなみに、ルイヴィトンは日本での売り上げが全世界の売り上げの3分の1を占めるそうです。海外で日本人が買うのを含めると、もっと割合は大きくなるでしょう。海外ブランドは日本人の財布で成り立っているとも言えそうですね。
というわけで、最初はtoo bad!の判定でしたが、正解VTRを見た香取編集長は、GOOD!に訂正を。 |
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「株価が下がると…株主はお金がなくなっちゃう」「大きな会社が潰れちゃう」と香取編集長。「じゃあなぜ会社がつぶれちゃうの?」と江守さんに問われると、「株価が下がるから…」って、そりゃあ確かにそうなんですが…。それじゃあtoo bad!です。
株価は下がり、銀行は株でものすごく損をしているんです。なぜなら銀行は企業の株式を沢山持っていて、それが銀行の資産になっているからです。平均株価が9000円にまで落ち込んだ段階で、大手銀行が所有している企業の株の価値は買った時と比べておよそ4兆円も下がったとも言われています。つまり現段階で、それだけ銀行の資産が減ってしまったと言えるのです。そうなると、銀行は企業にお金を貸せなくなります。いわゆる「貸し渋り」というやつ。その結果、企業は資金繰りに苦しくなり倒産、その会社と取引をしていた会社もその影響で倒産というように企業の倒産が相次ぎ、失業者がどんどん増えていきます。もちろん景気はますます悪くなるので、先行きの不安から人々は買い物を控えるようになります。その結果、売上が減少し赤字になってお店は潰れ、さらに景気が悪くなるというように全てが悪いほうに連鎖していくのです。つまり株価というのはその国の経済のバロメーターと言えるのです。
ちなみに、私たちがかけている生命保険。これも生命保険会社がいろんな株を運用して、もうけたお金で保険金が支払われているので、このまま株が下がると、予定していた利率での保険金が支払えなくなるのではないかとも言われているんですよ。 |
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「マイナスイオンが大事だからね。庭があり、緑がある…違う? じゃあ、絨毯を使わないでフローリングにする」と江守さん。残念ながらtoo bad!です。
アメリカの研究所がペットのいる家庭、いない家庭の赤ちゃんを追跡調査したところ、ペットに囲まれて育った方が、6,7歳の子どもに成長した時点でアレルギーになりにくいという結果が出たのです。特にペットは複数の方が効果があり、アレルギーになる確率は、ペットなしで育った子どものおよそ半分しかなかったのです。「ペットはアレルギーの原因」という今までの通説と全く逆の結果ですが、研究所によると「細菌などとの接触によって、免疫システムが発達するのでは」と推測し、逆に「近年の清潔志向がアレルギー体質を増やしているのではないか」と疑問を投げかけています。ちなみに農家で育った子供は家畜などへのアレルギーを起こしにくいという結果も出ているんですよ。 |
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「小さい国過ぎて輸入とかをしてくれない」「その国の領域の海に、他の国の船とかが入ってきて…」と答えた香取編集長。残念、too bad!です。
南太平洋に浮かぶ9つのさんご礁からなる国、「ツバル」。東京品川区ほどの面積に1万1千人が住むこの国の平均標高はわずか1.5メートル。地球温暖化に伴う海面上昇で今世紀中に土地の大半が水没すると見られているのです。ツバルの首相は「このままでは国がなくなる」と温暖化防止を懸命に訴え、国際的にも温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を減らそうと動いているのに、全世界の4分の1もの二酸化炭素を排出しているアメリカは自国の産業を守るため、全くもって非協力的。そこで、ツバルはアメリカを国際司法裁判所に訴えることにしたのです。さらには温暖化に関係する、石油、自動車、武器、たばこの大企業についても、損害賠償と対策を求め訴える準備をしています。
ちなみに、この100年で海面が最大で88センチ上昇すると見られています。そうなると日本でも410万人が危険にさらされると予想されています。 |
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というわけで、香取編集長が2問中正解ゼロ、江守さんは2問中1問正解でした。 |