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今回は「まぼろし」。おすぎさんの評価はいかに!? |
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香取編集長が今回選んだのは「まぼろし」(フランソワ・オゾン監督)。マリー(シャーロット・ランプリング)は結婚25年目の夏、夫・ジャン(ブリュノ・クレメール)と、フランス南西部のランドへバカンスに出かけます。ところが、マリーが寝ている間に海に入ったジャンは、手がかりひとつ残さず消えてしまう。幸福な日常を波にさらわれ、喪失の深い溝におちていくマリーでしたが…。愛を失った女性の喪失感、そしてそれを享受する姿を描くフランス映画。9/14の公開を前に、おすぎさんが下す評価は…? |
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本年度、私のベストワンです。まだ早いですけど、この映画がいちばん素晴らしいと思ってます。
シャーロット・ランプリングが13年ぶりに主演女優をやってますが、主演をお願いしたのはフランソワ・オゾンという35歳にして巨匠と呼ばれている監督さんです。とっても素敵だなって思うのは、急にいなくなった大切な旦那がとっても大きい男だったのね。別荘からパリに戻る時はもう旦那はいないんだけど、自分の心の中にはいる。でも、お友達がみんな「寂しいだろう」って、男の人を紹介してくれて、昼下がりの情事をするのよね。ベッドの上で男が一生懸命エッチラホッチラやってんだけど、その時に女が突然フフフフフって笑うの。男は怪訝な顔をして「どうしたんだ?」って聞くと、女は「ちょっと違うのね。あなたは軽すぎるのよ」。もうこの言葉を聞いた時、ビックリね。ゾワーッって総毛立つの。いつも人間、特に女は比較するのね。必ず前の男と今の男を比較するの。
「あなたは軽すぎるのよ」って言葉がパッと出てきて、それを言っちゃうシャーロットの演技が素晴らしい! もうこの映画を見て、日本の女優さんはみんな首つって死んでほしい! 女優だって言ってほしくないの。それくらい素晴らしい演技よ。ラストの素晴らしさったら、ほとんど涙なくては見られない! この映画を見て「わからない」って言う人は、ただのバカ! 生きてる価値はない!! 私はこの映画、いくらでも払います! |
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香取編集長が今回おすぎさんにいくらか尋ねた「バイオハザード」(ポール・アンダーソン監督)。世界で大ヒットした日本の同名ゲームをミラ・ジョヴォヴィッチ主演で映画化したものです。メイン・コンピューターが暴走して職員500名が全滅した巨大研究所で、システムを解除するために防衛要員と特殊部隊が潜入するというオリジナル・ストーリーを展開。おすぎさん曰く「ただゾンビを殺すだけの話」だそうですが…。
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