◆世界の新番組は、面白かったです。リアリティー番組の感想としては、例えば、「部族の人たちと暮らす」とかっていうのは、いままでバラエティー番組の中で見たことがあって…。ある部族の人が日本に来る、とかね。それは、言ってしまえばワンコーナーだけ、その回だけのものだったりするんだけど、そういうのが結構あったような気がしました。それ1本でやってる番組、持つのかな？◆最後に紹介された奥さんを交換する番組も、そうそう続かないような気が…。あの1本で話が完結してて、いいことはいいんだけど、それ以上、オチがないんじゃないかなぁ。いつも「都会で暮らしているお金持ちの奥さん」と「田舎で暮らしている奥さん」ってわけにもいかないでしょ。だから「続けるのが難しそうだな」って思いながら…。睡眠させないで1週間、っていうのも、そんなにパターンはないですよね。それこそ、「SMAP×SMAP」で、早く寝た人の勝ちとか、一番先に泣いたほうが勝ち、っていうのが、それこそ1回こっきりとかのコーナーであったしね。そういうものを、30分とか1時間でやってるんだろうから、大変そうですよね。◆オーディション番組を見てて思い出したのはモー娘。ですね。それだってかなり前の話だけど…。いまは、レギュラーでやってるオーディション番組、ってないですよね。世界のテレビ、っていうことでこうやって見ると、「ああ、こういう番組やってるんだ」っていう風にしてその国を知ることが出来る、という企画ではありましたが、勉強にはあまりならなかった感じがするかな。映画とかだと刺激を受けることも多いけど、今回は、興味深く見ることは出来ても、テレビ番組としてはあまり刺激にはならなかった…。そういう意味では、日本の番組って、上手く出来てるような気がするんですけど。極端な方向に行き過ぎてもいないし◆「月イチゴロー」は、ちょっと困ってます。雑誌を読んでいるような感じです。雑誌で、映画について語っている人の記事があって、この人の記事があったら集中して読みたい、みたいな。『トカゲ女』も、思いのほか、予告の映像がちゃんとしてて…。あんなイメージじゃなかったんですよね。ボクのセレクトとしては、ちょっとダメですよねぇ。だから、今回の5位は仕方がないかな。もうちょっとダメな空気を期待してたんですけど…◆『プロデューサーズ』は、予告とかをちゃんと見たのは今回が初めてだったんですけど、やっぱり好きそうですね。三谷幸喜な匂いを感じました。ホントに、ツヨポンとやってみたいですね。ああいうのが映画かな、って思います◆『グッドナイト〜』は、映像を見て…あまりこういう感覚にはならないんだけど…お芝居をしたいな、って思いました。あのモノクロな映像と、ジョージ・クルーニーがやってる感じを見て、珍しく自分から「仕事したいな」と(笑)。ああいう空気の中に入ってお芝居がしたいですね。きっとそれは『西遊記』をやってたから、ああいう素の感じというか、普通にワイシャツを腕まくりしてる、っていうだけで、忙しい会社員、という空気が出るようなものをちょっとやってみたいな。 (編集長：香取慎吾)

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