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オオシタアナ
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映画を見る側の選ぶ権利は、残してほしいなと思います。
「笑いの大学」を見たときに、「表現の自由に寛大な、いい時代に生まれたな」なんて思ったんですけど、今日の「表現の自由と検閲」の特集を見て、そうでない部分がたくさんあることに、気付かされました。今までは、ほとんど意識していませんでしたが、実際に日本で4割の映画に規制がされているわけですし、寛容そうに思えるアメリカでも、9割の映画に何らかの規制があるってことも驚きでした。先日、香取さんが吹き替えをされている日本版「シャーク・テイル」を見たんですが、ウィル・スミスが声を担当しているオリジナル版には、PG(保護者の判断を必要とする)という規制があるそうで。言葉遣いとユーモアが規制の対象なんだそうですが、日本語版とはいえ、そんな風には思えない作品だったので、「厳しいな」って思いました。規制もお国柄によってさまざまで、フランスが性表現に対して寛大だっていうのは、分かる気がしました(笑)。性表現については、難しい部分もあるんでしょうけど、先日、ある漫画家の方が、「どんなに性表現や暴力表現が過激でも、作品として内容のよくないものは、自然淘汰されていく。だから、あまり規制しすぎるのは、どうかと思う」というようなことをおっしゃっていたんですよ。それは漫画についてですけど、その通りだなって思いました。残っていくものは、作品としていいからなんですよね。やはり、見る側の選ぶ権利は、残して欲しいなと、個人的には思いますね。
(大下容子アナ)
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