さんがワンボウ・スタッカートを披露してくれましたが、実に鮮やかでした。あまりに軽々と弾いてしまうので、なにが難しいのかわからないほど。でも音楽のテクニックとは本来そうあるべきですよね。江口心一さんはリムスキー=コル
れだけできるんだという感動がありました。 今回のように本来は歌詞のついた曲を、吹奏楽で表現するのはなかなか難しいことだと思うのですが、高校生たちが原曲の歌詞に込められた思いを演奏で表現しようと努めていたのが印
コンサートやファミリー向けコンサートでしばしば演奏される人気曲になりました。でも、意外とこの曲の演奏って難しいんですよね。ブラス・セクションの輝かしさやキレのあるリズム感がなければ、作品本来の高揚感が伝わってき
、それほど違和感がありません。演奏する動きそのものがすでにアスリート的だからなのでしょう。どんなに技術的に難しいことをやっていても、動きが洗練されていると難しさを感じさせないところも、運動競技と一脈相通じるよ
いたのには感嘆するばかり。アルトのソジャーナが言っていましたが、「一緒にみつめよう」の「つ」が英語にない音だから難しいというのは、日本人にはなかなかわかりませんよね。 こうして次々とディズニーの名曲を聴いてみると、いかに
ダル式のハープで演奏されています。7本ものペダルを操るのは大変そうですが、これを上回る方式を編み出すのも難しい、ということなのでしょう。 ケルティックハープではペダルの代わりに手でレバーを操作して半音を出します。
びます)をテーマに、技巧的な変奏が連続します。成田さんいわく「地球上に存在するヴァイオリン曲のなかでいちばん難しい曲」。そんな曲を涼しい顔で弾いてしまう成田さんには脱帽するしかありません。 シューベルトの「魔王」は、ゲーテ
人制吹奏楽という番組発の合奏スタイルです。コロナ禍のなか、従来のように大勢が集まって練習や演奏をするのは難しいだろうという発想から生まれた合奏スタイルですが、その本質は7人全員が主役であること。オーケストラと
絶技巧の世界へと誘ってくれます。 最後に演奏されたバラキレフの「イスラメイ」は難曲中の難曲。よく「もっとも演奏が難しいピアノ曲」に挙げられます。阪田さんの鮮やかで、そして熱い「イスラメイ」に圧倒されました。 飯尾洋一(音楽ジャー
の作品はとてもハートに訴えかける力の強い音楽です。どんなに複雑なプロセスで曲が書かれていようが、どんなに難しい超絶技巧を要求しようが、聴衆の魂を揺さぶる何物かがなくては、作品が時代を超えて生き残ることは難しい