」も紹介されていましたが、たとえばハイドンは交響曲第100番「軍隊」で、トルコ風の軍楽隊を模しています。モーツァルト自身、このヴァイオリン協奏曲のほかに、ピアノ・ソナタ「トルコ行進曲付き」やオペラ「後宮からの誘拐」で、トルコ趣味を
の女王という神秘的な役柄が登場します。このオペラはメルヘン仕立てになっていますが、筋立てにはモーツァルト自身も属していた友愛結社フリーメーソンの教義が反映されているといわれています。ここで描かれる光と闇の二
と雪の女王」がいかに名曲に恵まれた作品であるかを改めて痛感します。「レット・イット・ゴー~ありのままで~」でエルサが自身の強大な力を開放する場面は、ディズニーが描く新時代のプリンセス像を表しているかのよう。「雪だるまつくろ
は意外です。発表会で人気の「エリーゼのために」を世界的ピアニストが弾くという場面も貴重でした。 坂本龍一さんは自身が音楽監督を務める東北ユースオーケストラを率いて、Merry Christmas Mr. Lawrence を演奏。子供たちのピュアな表情が印象的でし
ンを代表する作曲家アルベニスの「グラナダ」。アルベニスはスペインの様々な土地を題材に曲を書いています。作曲者自身は幼いころから神童ピアニストとして知られ、この曲も本来はピアノのために書かれています。ピアノでギター
させて、稲妻で音程を作れるようにセッティングされていました。こんな活用法があるんですね。 最後は川島さんがご自身の口で水滴を受ける「滴下の音楽」。これも音楽です。おもしろいと思いませんか。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメ
ーレの効果をもたらします。でも、モリコーネはトランペットに哀愁を帯びたメロディを奏でさせました。モリコーネ自身、プロの奏者だった父親からの影響でトランペットを吹いていましたから、楽器への思い入れもあったことでし
洋混合になっていたのが、おもしろかったですね。 第2楽章は「もしもショパンがglobeのDEPARTURESをアレンジしたら?」。ショパンは自身がすぐれたピアニストでしたので、作品はもっぱらピアノ曲ばかり。ピアノ協奏曲は2曲残していますが、できれ
・ピアニストです。安全対策は施されているのでしょうが、映像で見ているだけでも落ち着かない気分になります。奏者自身が特殊な環境に身を置くことで、聴衆と音楽の関わり方が変化するというのが狙いなのでしょう。なにげない
い」と語る反田さん。その夢の実現に向けての第一歩として、将来の教授陣を担う楽員たちを集めてオーケストラをご自身で結成しました。まったく型破りなアイディアで、日本の音楽界でこんなことをできるのは反田さんしかいない